見出し画像

The Voidness: 真の暗闇を味わう

読み方は…『ザ・ヴォイドネス』。
void が虚無とかそういう意味を持つので、虚無感 ?といったところだろうか。
日本語には対応していないものの、そこまで難しい英語ではないので、
ストーリーの雰囲気等は問題なく理解できるレベルのはず…。

新作、というわけではなく、2023 年の 10 月末に発売した作品。
ライダーと呼ばれるレーザー光を照射して、距離や形状を把握する技術で、暗闇を歩きまわるホラーゲーム。
ホラーゲームの暗闇なんてどうせたいしたこと……

照らさないと本当に何も見えない。

本当に、本当に何も見えないのだ…。
どうやって実装したんだろうなーと当時は気になっただけで触っていなかったものの、ふと思い出して今回はプレイに至るのです。

ゲームの流れとしてはわかりやすいホラーゲームで、目的もしっかりとしている。
暗闇の探索を体験できるのが本作の特徴、と言ったところか。

何をすればいいかわからないとき、Tabで目的を確認できる。

本作でのライダーは形状のそれぞれ色が割り振られるようになっている。
例えば、ガラス片とか水面などの踏めば音が鳴るものはオレンジ色。
敵は赤色、インタラクトできるオブジェクトは緑…といった具合になっている。ここら辺が凄く親切で何を警戒すればいいのか一目でわかる。

所々、ガラス片が落ちてたりするので、地面は照らそうね。

敵が滅茶苦茶いて襲ってくる!というよりかは、ジャンプスケアと所々に居る敵に注意しながら雰囲気を楽しむ、と言った感じで一度もゲームオーバーになることはなかったが、結構な頻度でビビらされた。

完全に出待ちされてた図。

すでにコミュニティでも報告されている通り、一部のチャプターで著しくFPSが低下する現象があり、かなりプレイフィールに響くため、そのうち修正されないかと少し思う以外には、これと言って不満はなかった。
強いて言えば、ヘッドボビング(頭が揺れるヤーツ)をオフにできる設定が欲しかったぐらい。


大体2時間程度のストーリーで終わった時に英語がわからなくても、「あー…そういうこと…。」となるような映像を見せてくれるのが映画を見ている感じで面白かった。
完全な闇を手軽に体験できる The Voidness は Steam で 1400円。
光のありがたさを感じつつ、ライダーと共に void へ誘われてみませんか。


配信のアーカイブはこちら↓
映画で似たような感じのオチあったなーとか、ビビる時は無言 or 笑う派だったりする自分の話とか、何だかプレイしながら一生駄弁ってました。
新作以外にもたまには気になったゲームをピックアップして遊んでみるのも良いかもしれませんね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?