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【完全保存版】SonicのHyperGridフレームワークについて学ぼう

この記事は、こちらのSonicの公式ドキュメントを翻訳・編集したものです。

1 概要

HyperGridは、Solana Virtual Machine(SVM)エコシステムに特化したロールアップオペレーター向けのスケーリングとオーケストレーションのフレームワークです。

翻訳者注
つまり、HyperGridは、Solana上でのトランザクション処理をより効率的かつ高速にするためのインフラを提供し、Solanaエコシステム内でプログラムを実行するためのロールアップ技術を管理・調整するためのツールということです。

2 グリッド間での水平スケーリング

HyperGridは、ステート圧縮ビザンチンフォールトトレランス(BFT)を活用します。

その結果、複数のグリッド間での水平スケーリングを可能にし、無限に近いトランザクションスループットを達成します。

https://x.com/SonicSVM/status/1773515433682850291

その例として、ゲームに特化したグリッドであるSonicは、Solana上で決済を行います。

3 アトミック相互運用性について

HyperGridの主要な特徴の1つは「アトミック相互運用性(Atomic Interoperability)」です。

HyperGridはSolanaと相互運用ができるように設計されています。

Solana上で完全にカプセル化されたプログラムがHyperGridによってオーケストレーションされたグリッドに実行を委任できる相互運用性インターフェースを実装しています。

4 アトミック相互運用性の利点

このアプローチには次のような利点があります。

1 単一の情報源

Solana上で動作するすべてのプログラムの単一の真実の情報源を作成

翻訳者注
あくまでもSolana上のプログラムの値を使うので、齟齬がないということだと思いました。

2 委任の容易化

プログラムの計算をHyperGridに委任することを容易化

3 ベースレイヤーからの恩恵

ロールアップがベースレイヤーのサービスと流動性の恩恵を受けることを可能にする

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