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【Solana】Candy Machineを使って、NFTを作ってみよう!

0 事前準備について

1 キーペアの生成

まずは、キーペアの生成と設定を行います。

ご不明の場合は、こちらの記事の第1・3章を実行してください。

2 Devnetの設定とテストトークンの取得

次に、Devnetに設定して、テストトークンを取得しましょう。

ご不明な場合は、こちらの記事の第2・3章を実行してください。

3 Candyのインストール

今回の処理を行うためには、candyのインストールが必要です。

こちらのコマンドを実行します。

Windowsの方はこちらをご参照ください。

こちらのコマンドが実行できれば完了です。

sugar --version

1 git clone の実行

テスト用のGitHubを作ったので、git cloneを行ってください。

git clone https://github.com/ytakahashi2020/solana_sugar_test.git

下のようにできました。

2 格納ファイルの確認

では、格納ファイルを見てみましょう。

JSONファイル画像ファイルが入っているだけであることがわかります。

1 NFTのメタデータについて

例えば、「0.json」は0番目のNFTの名前や画像情報などが入っています。

それに対応する画像はこちらになります。

2 コレクションのメタデータについて

「collection.json」も見てみましょう。

こちらはその名の通り、そのコレクションとしての情報が入っています。

「Symbol」NFTと同じである必要があります。

3 設定情報について

最後に、全体のファイルは、こちらの「config.json」に格納されています。

なお、「creators」のアドレスは私のテスト用のものが入っていますので、ご自身のものに更新してください。

では、いくつか見てみましょう。

詳細は、こちらのページに書かれています。

まず、「sellerFeeBasisPoint」はロイヤリティのようです。

「550」と入れた場合は、「5.5%」を表すようですね。

「uploadMethod」も見てみましょう。

これは、画像とメタデータどこに保存するかを設定しています。

今回は、「bundlr」を選択しています。

今回のような「Devnet」で行う場合は、7日間しか保存されないようですね。

ちなみに、「Bundlr」は現在、「Irys」と言うようです。

3 立ち上げてみよう

では、確認ができましたので、立ち上げてみましょう。

1 sugar launchについて

次のコマンドで実行します。

cd solana_sugar_test
sugar launch

このように始まりました。

ちなみに、「launch」コマンド次の5つから構成されています。

すでに「config」ファイルは設定してあるので、「validate」からの4つが実行されます。

2 sugar validateについて

まずは、「validate」から始まります。

ここでは、フォーマットが正しいかの確認が行われています。

ちなみに、下では、「properties.category」と言う項目が抜けていることが警告されています。

3 sugar updateについて

「valkdate」が終わると、「upload」です。

下のように、画像ファイルメタデータ(JSONファイル)アップロードされています。

4 sugar deployについて

準備が完了したので、デプロイが行われます。

ここでは「NFTコレクション」「キャンディマシーン」が生成されています。

5 sugar verifyについて

最後にverifyが行われます。

これはキャッシュファイルに書かれた情報がすべて正しく書き込まれたかを確認しています。

最後に、下のURLに進んでみましょう。

4 キャンディマシーンから確認しよう

では、見てみましょう。

1 キャンディマシーンの確認

まず、こちらが、先ほど作られたキャンディマシーンのIDです。

「Related Accounts」を見てみましょう。

2 NFTコレクションの確認

下のように、先ほど作成した、「Collection Mint」も見つけられました。

(このスクショは後から別のもので撮ったので、アドレスなどが異なります。)

進んでいくと、先ほどのコレクションができていることが確認できました。

「Wallet Account」も確認してみましょう。

「NFT」タブから確認することができそうです。

3 ミントの実行

次のコマンドで、NFTのミントができます。

sugar mint

確認すると、NFTがミントできていました。

4 withdrawについて

ミントが最後まで完了しましたら、データの使用料の支払いに使用された資金を回収することができます。

ただし、このコマンドにより、キャンディ マシーンは動作を停止するので、実行前に十分ご確認ください。

sugar withdraw 

問題なければ、「yes」で実行

再びキャンディマシーンのアカウントに行こうとすると、このように停止されていることが確認できました。

今回は以上です。

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