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自己紹介(福祉機器との出会い)

自己紹介も、第3段となりました。「なげーよ!」「どんだけ自分好きやねん!」って声が聞こえてきそうですが。私の思い出話しにお付き合いいただけたら、幸いです。

「工業」との出会い

私は、バカです。いや、言い方が悪いですね。学業の成績が頗る悪いんです。中学生の頃、部活の仲間が私を入れて4人でした。定期考査の時は、この4人で点数を競っていたんですが、いつも最下位でした。しかも、5教科(国、数、英、理、社)の合計点で200点のハンデをもらっても、最下位でした。そんな私ですので、就職のため、普通高校ではなく、工業高校へ進学することになりました。工業高校生活は非常に楽しい思い出がたくさんあります。私は、電気科でしたので、電気回路、製図、工作をしました。VVFの2芯やら3芯の被覆を電工ナイフで剥き、とも巻の練習をしました。このとも巻は、うまくできるようになりました。

工業高校は、基本男子生徒しかいませんので、体育大会は非常に盛り上がります。重たい米俵を一番長く持ち続けられた生徒が、ミスター○校という称号を与えられるなんていうこともあります。また、文化祭では、3年生以外は食べ物系の模擬店は出せず、工作物を展示したり、物販したりします。この物販も大人気で、例年たくさんの来客が来てすぐに売り切れるという物です。

「福祉(としても使える)機器」との出会い

そんな高校生活を送っていた私にも、ありがたいことに彼女というものができました。他校の生徒だった彼女とは、放課後に駅前でファーストフード店やカラオケ、公園などでデートをするという感じでした。その彼女とデートの最中、彼女の友達と出会いました。その友達は、ろう学校に通っている男の子でした。彼女の通っていた中学校の隣には、ろう学校があり、その学校との交流により仲良くなったようでした。彼女は、手話はできませんでしたし、その友達の男の子も、補聴器をつけているようでしたが、声を聞き取ることは難しいようでした。彼女は、携帯電話のiモードを起動して、メール画面にポチポチと言葉を入力してその彼に見せて会話をしていました。
私は、その姿を見て感動しました。「僕が作るべきは、iモードのようなモノだ!」と。それは、単に携帯電話を作りたいということではなく、筆談をするツールでもありません。誰もが欲しくて、持ちたいモノであって、障害者とコミュニケーションをとろうと思ったら、その道具としても使えるモノを作れば、特別なモノはいらなくなるかもしれないと。

あとがき

今回は、高校生の頃の思い出です。アオハルってやつをしてた頃ですね。懐かしいです。登場しませんでしたが、妻とも高校生の頃に出会って、今に至ります。10代の私を知っている妻は、私の一番の理解者なんだろうなと思います。お読みいただき、ありがとうございました。よろしければ、ツイッター(@StandByHearing)をしています。徒然を紛らわせる程度にフォローして、読んでいただけたら光栄です。

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