絵文字を使うのは注意が必要

面白い記事を見た。

同じ絵文字を見て、10代(Z世代)、30前後(ミレニアム世代)、50代(ベビーブーム世代)のそれぞれ2人がどんな意味で使うかを答えたものである。

先に注意点を。
それぞれ2人づつというかなり人数が少ない。
海外の記事であり答えた人は日本人ではない。

話題がそれるものの、たった6人に聞いただけで記事にしてしまうのはすごいと思う。

逆に言えばネット上にあふれているあたかも事実であるかのように書かれている記事は、十分な取材や調査がされていない可能性が高いということは覚えておいたほうが良い。

「大声で泣いている顔」😭
10代 笑っているとき。本来面白いと思うべきものではなく、誰かがケガをしたのをみて笑うとか。
30歳前後 すごくきれい、ハッピーなとき、たまに悲しいとき
50代 誰かが亡くなったと聞いたとき、感動的な映画の話をするとき

あまりにも違いが大きい。

10代は 大笑い
30歳前後は 感動、たまに悲しい
50代 悲しい、感動

「おじさんはやたらと絵文字が多い」と若者に馬鹿にされることが多く、「若者は省略が多く意味が分からない」とおじさんたちに批判されることが多い。

50代にとって絵文字は会話中の自分の表情をややオーバーにしたものである一方、10代にとっては仲間内の会話で使われている間に”こんな時にはこんな風に使う”というほぼ暗黙の了解となったものである。

若者にとってコミュニケーションは仲間意識を高めるものであって、誰もが分かるようになった瞬間から”ださい”ものとして捨てられる運命にある。

しかし間違いなく言えることとして、おじさん、おばさんは若者相手に絵文字を極力入れないほうが良い。

自分の意図は正確には伝わらず、最悪の場合逆の意味に取られてしまうことがある。

絵文字は自分と同じ世代の人にしか使わないようにしたほうが良い。

ということを実感させられる記事である。

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