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親の影響を強く受けた子どもたち

子どもにとって親は特別な存在である。

気が付いた瞬間には目の前に絶対的な力をもって立っている。

親がある程度 心にゆとりがあり、ある程度 愛情を注いでいれば、ほとんどの場合は子どもはそれほど問題なく成長していく。

しかし残念ながら、非常に精神的に不安定だったり、過剰な”愛情”を注ぎ続ける人だったりすると、子どもたちは強い影響を受けて育っていく。

その影響で現在も生きづらさを抱えている人たちは、この親からの呪縛から逃げることが必要になってくる。

そのための第一歩として、今の自分の状態に気が付き、名前を付けることが重要である。

アダルトチルドレン(AC)

アダルト・チルドレンとは、大人になっても子どものときに受けた傷を抱え続けている人たちのことです。
子どものとき、こころを傷つけるような言動や暴力のある家庭、子どもらしく自由に振る舞えなかった家庭で育ったことで大人になった今も、こころや人間関係に障害を持つようになるのです。

こころのこくばん

アダルトチルドレンは非常に良い概念である。

当てはまりそのために苦労している人は多くいる。

本当は嫌なのについつい周囲の期待に沿って振る舞ったり、相手に「NO」がなかなか言えなかったり、自分の感情が自分でわからなかったり、生きることを楽しいと思えなかったりといった、様々な生きづらさを感じてしまいます。

考え方や乗り越え方は以下の本などを参考にしてほしい。

基本的には、診断をされる・診断を受けるのではなく、自分で認め受け入れ、少しずつ別の生き方や役割ができるようになることを目指すのが良い。

毒親

最近はこちらの方が良く知られるようになっているかもしれない。

毒親は、言葉が示すように、子どもにとって毒となるとんでもない存在としての親が出てくることが多い。
とんでもない親に完全に支配されてきた子どもたちの回復というトーンが強い。

一方 アダルトチルドレンは、親は愛情を注いでいるつもりで過剰な期待が子どもにかかってしまい、子どもはそれを敏感にとらえてしまい親のため・家族のために上手にふるまい続けることを覚えてしまったというトーンが強い。

毒親は「そうか この状況は普通じゃないんだ」と言うことに気が付くことが回復の一歩であり、アダルトチルドレンは「そこまで しなくてもいいんだ」ということに気が付くことが回復の一歩である。

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