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知的に低い人は医療以外が中心となり支援する方が良い

知的に低い人は生活全般で苦労する。

ストレスを上手に処理できない
周りの情報を上手く理解できず誤解してしまう
全体ではなくごく一部だけを見てこだわってしまう
などが良くあり、精神的に不安定となり様々な状態を呈することが良くある。

抑うつ状態
神経過敏状態
不安焦燥状態
興奮状態
幻覚妄想状態
など

もちろん大多数は何の問題もなく生活する。

知的に低い人に対しての「治療」はそうではない人とは少しだけ違ってくる。

もちろん知的障害に統合失調症や双極性障害が合併することはありうるので、その場合はその疾患の治療と同じである。

しかし多くの場合は、知的に低い人の一時的な反応なので薬物治療よりストレス軽減などの環境調整と時間稼ぎが一番の治療である。

医療は非常にパワーを持った存在のため、本人・家族・周囲が一度頼ることを覚えたら、何でもしてくれる・なんでも相談したらいいと誤解し、依存しやすいため、可能な限り医療以外の人たちが支えるような形を作るのが良い。

ちょっと精神的に不安定になるたびに病院に連れて来て、本人や家族が病院に行くのを嫌がっても周囲の人や関係者が説得したり、なだめたり、脅したりして病院に連れてくる。

病院では(当然)嫌がって大声で叫んだり動きまわったり、家に帰った後も興奮が収まらない状態が続くという状況は不幸なことである。

知的に低い人は医療以外の人たちが中心となり支援をする方が良い。

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