キャメロット後編 感想

 まずは、冒頭の親子対決。

めちゃくちゃマシュカッコいいんだが?!?!?!?!

盾でどないして戦うねんって今まで思ってたけど「あ!!!そういう!!!!!」と思わせてくれたの良すぎる。ありがとう劇場版。

いやこの後の「お父さん(ニッコリ)」が可愛すぎてなんだこの美少女ってなってしまった(いやホントごめんな我が後輩)。オトンの動揺の仕方ほんま草生えたw(草に草をはやすな)

まぁそこからしばらくは「あ、ホームズのシーンやっぱカットすんのね」とか、「やっぱ俵の兄貴も百貌さんもいないんか…」とか思ったくらいかな。(まさか太陽王があの…何でも検索機(名前忘れた)を召喚してニトクリスが操作するとは思わんかったけどw)

んで決戦の早朝に藤丸とベディが話すシーンで、「あなたがそう信じてくれるのなら」ってセリフが出た後に朝日が出てくる心象描写めちゃくちゃ良かった。あそこでベディの覚悟決まったんやなって

聖都正門前での戦闘。

兵士守るオトンかっこいいね。良いぞオトン。円卓最強と常時フルパワー太陽お兄さんとの斬り合い、ちょっとしかなかったけどめっちゃアツかったわ。カルデアでもぜひやってて欲しいね。家には二人とも居らんけどな!!!hahahahaha

原作通り翁が砂嵐と共に「参上!」するねんけど、その直前のベディがガウェインに言い放った「覚悟の一言」がかっこよかったね。セリフ詳細は抜けてた。記憶力よわよわで情けねぇ(泣)

 順序違うけど、ファラオオオオオオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!めっちゃかっこいいよ!!!!!!!!ファラオ動いてたよ!!!!!!!!生宝具半端ねぇよ!!!!!!!!!!!「王たるもの」をこれでもかと見せつけてくれてわたしゃあ満足ですよ、はい。

ニトが宝具で宮殿守ろうとすんの、ほんと太陽王への畏敬の姿勢が一貫してて「おま…おまん…(何故土佐弁)」ってなった。彼女を気遣うオジマンも別のカッコよさがあったよね。

でさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

獅子王に召喚された直後の円卓さああああああああああああああああああああ

いや、原作で見てたはずなんよ。初見じゃないはずなんよ。


めっっっっっっっっちゃエグかった。「音と映像」が付くだけでここまで変わるんかってなった。しかも我が王無表情やし。まぁあの時点で既に神霊なってたんやから仕方ないとは思うけどさ…円卓の知ってるアーサーじゃないの分かってるけどさ…いや……しんどかったね。

しかもさああああああああああああ……………よりによってガレスちゃんのシーンよ……彼女もまた「反対」の忠義を示した一人なんやろけど…「えぇ…(絶句)」だったよ…しかも、ガウェインの「心残り」として出てきた心象風景が「そこ」なのさぁ…ほんとこういうの好きだよなあの菌糸類…

ガウェインとの戦闘後に去ろうとする翁に対して、「油断したな!」って切りかかるガウェインの聖剣を見もせずに受け止めるのかっこよすぎな。「目覚ましにもならん光なんやからそりゃ油断もするわな」ってちゃっかり煽っていくグランドアサシンやべぇよ…やべぇよ…

トリスタンvs先生&静謐ちゃんも半端なかったね。「反転によって『毒』では絶対死なない」のシーンまじで絶望感凄かった。普段ポロロンさんとか言われてるトリさんどこ行った。強いのも分かるんだけど大概にせぇよおまん?!?!ってなった。特に静謐ちゃん脱落シーン痛々しすぎるわ。直接の描写なかったけど。(決戦前夜の静謐ちゃんがめっちゃ「何この子天使か」ってなっただけに意外とダメージが深かった私ですはい。)


ランスロットとアグラヴェインの戦闘、確かにあれは「カルナvsジーク(ジークフリート)」だったわ。ほぼ交戦音なかったものの、「え?!アグラヴェインってそう戦うの!?」ってシーンが結構多くて良かった。決着のつき方があんまりよく分かんなかったんだけど、最後のアレみるに分けだったんかな?

そして最終決戦…の前に、三蔵ちゃんとモーさんだわ。

モーさん終始痛々しくて「もう止めなよ・・・」ってなるし、三蔵ちゃんは三蔵ちゃんで「え?!その錫杖そんな使い方なん?!」ってなったかと思えば、「なんだこの聖母…(仏教だから違う)」ってなるしで温度差やばかった。お弟子=藤丸は頑張ったよ三蔵ちゃん……

ガウェインvsベディ戦。アツい。切ない。なんだこの感情のジェットコースター。円卓女子だと死んでるぞあそこ。「何故今になって表れた」「あなたにとって、私こそ最も憎むべき不忠の騎士だ」おいおいおいおいおい感情の矢印双方激重じゃないか!!こっちの心臓が持たんわ!!!

最終戦は、もう言わずもがな。「ロードキャメロット」、やっぱいいっすね。「あの」聖槍止めるんだよ?やべぇよギャラハッド先輩…そしてそれ使いこなすマシュもやべぇ… 
ここまでくると流石に藤丸君空気かな…って思ったけど、「令呪よ、ベディヴィエールに、力を」が良すぎて発狂した。いやしてないけどね流石に。迷惑だから。心の中でね。
「スイッチオン・アガートラム」の解放シーン神作画でほんまにかっこよかった。変にBGM入れず無音で解放される演出マジグッド。んで彼の宝具に動揺する獅子王が何とも言えない痛々しさだったな…

最後は、ベディが崩れていくシーンで結構涙腺がやばっかった。1000を超える時を経てようやく「贖罪」を果たした騎士に、「貴公の行いには、意味があった」ってしっかり返す我が王に、「我が王…」ってなった。表情も心なしか柔らかくなってたね。気のせいかな。


総括としては「面白かったし、『忠義』と『贖罪』の各々の決断と結果がしっかり描写されていてよかった」って感じかな。
まぁランスロットの最後が気になったりとか、もっとアグラヴェイン戦バッチバチしてて欲しかったなぁとかはあるけど、全体としてはしっかりまとまってたし、「まぁいっか!」って感じ。


マジで面白かったので、今から「ソロモン」が楽しみっす。