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(全文無料) CL横浜2022 8-1 26位 ゼラオラウィニー

どうもオレンジです。

前回投稿した「ウルトラネクロズマゾロアーク」の閲覧、購入してくださった方々ありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

私は、弟のろいと基本的に二人で、ポケモンカードの考察を日々行っています。

今回のCL横浜も、弟のろい(@mihaa0516)が前回CL愛知の優先出場と、私オレンジ(@stampmujin)の抽選当選での出場が出来ました。筆者オレンジは、4-3途中ドロップとなってしまいましたが、ろいが8-1で26位の成績を残せましたので、執筆させて頂きます。


環境考察

Tier1
ミュウVMAX
パルキアVstar

Tier1.5
アルセウスVstarうらこうさく
アルセウスジュラルドン


tear2
ダイゲンキVstar
ディアルガVstar
雷系統
ハピナスミルタンク
ゼラオラファイヤー

このようなTier表を予想しました。上記の表の通り、パルキアVstarとミュウVMAXのデッキパワーが大変高く、この両方のデッキに対応することが難しい環境である、と考えました。


ゼラオラファイヤーを握るまでの経緯

大会2週間前までは「パルキアVstar」や「アルセウスVstar」のデッキを使用しようと検討していましたが、後攻時の立ち回りや、安定性の不安が解消できなかった為、2つのデッキを諦めてその他のデッキを考察しました。
「ミュウVMAX」のデッキも、練習で壁役を何度も行ううちに理解度が高まり、使用デッキ候補に入りました。ですが、GW中に台頭した「ゼラオラファイヤー」に勝つことが困難と判断した為、断念しました。
そして、今回のCL横浜で使用した「ゼラオラファイヤー」のデッキを検討することにしました。
「ゼラオラファイヤー」を注目したきっかけは、4月の下旬にドイツで行われた大型大会「EUIC」です。複数の有名プレイヤーが使用した『れんげきウーラオスファイヤー』の配信を観て、とても強いデッキと判断した為、デッキの基盤はそのままで、日本レギュレーションの環境に合わせたカードと入れ替えて、考察を進めました。
「ゼラオラファイヤー」は、後攻時でも強い動きをする事ができて、環境デッキに対応することができた為、好印象のデッキでした。
また、CL大会前には、様々なアプローチで「ゼラオラファイヤー」の構築が存在していた為、BO1では相手も構築を読む事が難しいと考察し、CL使用デッキになりました。

デッキレシピ


オレンジの使用デッキ


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今回オレンジは、JCS優先権を目標にした為、丸いデッキを作成しました。「ゼラオラ」を2枚採用や、「レスキューキャリー」を採用することにより、(うらこうさく)ラインを「ボスの指令」で狙われた際のケアーをして、「パルキアVstar」「ミュウVMAX」に、より勝てるデッキを作成しました。しかし、予選7回戦で「パルキアVstar」「ミュウVMAV」と合わせて1回しかマッチングしなかった為、デッキコンセンプトの裏目を引いてしまった事が、反省点と課題になりました。


当日のマッチアップ

4−3 途中ドロップ

1r 不戦勝 ○
2r アルセウスジュラルドン ×
3r はくばアルセウス ○
4r れんげきウーラオス ○
5r はくばパルキア ○
6r はくばアルセウス ×
7r アルセウスディアルガ ×


ろいの使用デッキ

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ろいは、3位以内の盾を目標にした為、上位の分かっているプレイヤーに当たった際にも意表をつける、BO1ならではのデッキを作成しました。
主な採用カードは「エネルギーつけかえ」です。!サンダーを想定外の起動を行うなど、実際の大会でも大活躍の1枚でした。

当日のマッチアップ

8−1 26位

1r  パルキア ○
2r ミュウ ×
3r ハピナスミルタンク ○
4r アルセウスうらこうさく ○
5r アルセウスジュラルドン ○
6r ミュウ ○
7r ミュウ ○
8r ミュウ ○
9r パルキア ○








採用カードと採用理由

ろいのデッキリストの中から採用カードの解説を記載致します。


ファイヤー 1

中盤から終盤で使用するアタッカーです。
「クララ」を2枚採用している事と、「ヒスイのヘビーボール」を採用している為、1枚の採用です。


フーパ 1

序盤に相手の「メッソン」「ジメレオン」を狩る動きや、「ボスの指令」と合わせてサイドレースを進めることが出来る為、1枚の採用です。


うらこうさくライン 4.3.2

「ジメレオン」は、「回収ネット」を多用する為と、「メッソン」が気絶する事が多い為、3枚の採用です。
「インテレオン」は、サイド落ちをしてしまった場合の展開がとても厳しい事や、アタッカーとしても使用することも多々ある為、2枚の採用です。


ゼラオラ 1

「こだわりベルト」装備で280点、「ばつぐんグラス」装備330点で、「パルキアVstar」に「おおきなおまもり」を装備された場合でも突破できる為、採用しています。


ガラルサンダーV 1

「アルセウスVstar」を倒す際に必要な為、採用しています。
「タフネスマント」を装備で「アルセウスVstar」の(トリニティノヴァ)から攻撃を耐える為、基本的にアルセウス系統には2回攻撃をすることが出来ます。


ライコウV 1

「パルキアVstar」と「インテレオン」を気絶させる為、採用しました。
ミラー戦でも「タフネスマント」と合わせて使うことにより有利にゲームを進める事が出来ます。
詳しくは、下記の「各デッキとの相性と立ち回り」で解説します。


カビゴン 1

デッキの性質上「待ちのターン」がある為、採用しています。
自分のサイドを3枚以下にする際に、ベンチにおいておくと「ツツジ」から復帰することができます。「カビゴン」もしくは「ミュウ」(ふしぎなしっぽ)の選択枠になります。


マナフィ 1

「かがやくゲッコウガ」でベンチが崩壊してしまう為、確定枠です。


モクロー 1

「とりつかい」と合わせて使用することにより、他のポケモンに手張りを行いながら「メッソン」などを倒す事が出来ます。
序盤は「ガラルファイヤー」や「インテレオン」などで、サイドを取れない場面がある為、確定枠です。


クイックボール 4

ややコストが厳しいですが、アタッカーを置く際にどうしても、必要な為、4枚の採用です。

レベルボール 4

当デッキの多くのポケモンをサーチする事ができる為、4枚の採用です。


しんかのおこう 4

安定性を重視している為と、終盤、「ツツジ」を打たれた際の回答札になることが多い為、4枚の採用です。


ヒスイのヘビーボール 1

ピン積みの重要なポケモンが多く採用されている為、採用しています。


回収ネット 4

「パルキアVstar」戦では、「ゼラオラ」をベンチに置くと、ボスで取られてしまい、アタッカーが枯渇する可能性がある為、状況次第ではありますが、「ゼラオラ」をベンチには置けない場面が多いです。その為、基本的には「ジメレオン」「メッソン」を死に出しで前に出して、進化をして(うらこうさく)を使用し、「回収ネット」でアタッカーにスイッチするパターンが多いです。
このような理由で、「パルキアVstar」戦では、攻撃するターンに回収ネットを基本使う為、4枚の採用です。


エネルギー転送 2

4種類のエネルギーを採用していて、(うらこうさく)からサーチができるカードの為、2枚の採用です。


エネルギーつけかえ 1

BO1の大会形式に置いて、対戦相手の意表をつける為、重要な1枚になります。
「とりつかい」「モクロー」を使うターンや、待ちのターンに手張り権が余るので、「回収ネット」をする予定がないポケモンにエネルギーをつけておき、こちらの攻撃時に使用します。主に、「ガラルサンダーV」を警戒して、ベンチのVポケモンを出さないプレイをされた場合の奇襲攻撃や、「キバナ」を必要としないで、「ゼラオラ」「ライコウV」を起動する事が出来ます。


ともだちてちょう 1

「クララ」「キバナ」「ボスの指令」などサイドを取る際に、限りあるサポートを使用しないといけない為、採用しています。


ばつぐんグラス 1

「おおきなおまもり」を付けた「パルキアVstar」を「ゼラオラ」で気絶させる為や、相手サイド4の「ミュウVAMX」を「ガラルファイヤー」で気絶させる為、採用しています。


こだわりベルト 1

「パルキアVstar」を「ゼラオラ」で気絶させる際など、打点調整で使用する為、採用しています。


タフネスマント 1

「アルセウスVstar」の技から「ガラルサンダーV」への攻撃を耐える為、採用しています。
「マナフィ」を「インテレオン」の特性(クイックシューター)から守る際や、「ガラルファイヤー」を「ミュウV MAX」の(サイコジャンプ)から耐える際にも使用します。


クララ  2

「ミュウVMAX」相手や、その他のデッキの場合でも、「ガラルファイヤー」を3回起動する場面が多々あります。
「基本悪エネルギー」を4枚しか採用していない為、「クララ」2枚「ガラルファイヤー」1枚での採用で、「ガラルファイヤー」3回の起動プランを、当デッキは取っています。
その為、「クララ」2枚は確定枠です。


キバナ 2

「パルキアVstar」相手にゼラオラを2回起動する事が多い為、2枚採用しています。


ソニア 2

当デッキは、「博士の研究」を採用しておらず、序盤か中盤にかけて使用する為、2枚の採用です。


ボスの指令 1

「ともだちてちょう」を採用している点や、「博士の研究」を採用していない事により、1〜2回は打ちたい場面で打つことができる為、1枚の採用です。


セイボリー 1

主に、対「ミュウVMAX」など「待ちのターン」に打つと強いサポートの1枚です。
「セイボリー」を使用してマナフィーをトラッシュしてもらい、次のターンに「モクロー」の技(スカイサーカス)を「とりつかい」を使いながら決めるなど、練習段階で必要と感じた為。採用しました。


とりつかい 1

「モクロー」(かぜのつぶて)の技がこのデッキと相性が良い為、セットで採用しています。


トレーニングコート 2

基本はサイドを1枚のみしか取られないデッキの為、毎ターンアタッカーの準備が必要になる当デッキにおいて、重要なスタジアムです。
重要が故に、盤面に残しておきたいスタジアムの為、あと貼りを意識してください。
「ツツジ」を撃たれえた際に、トレーニングコートが残っていると要求が下がり、勝ち切る事が出来ます。
その為、2枚の採用です。


基本悪エネルギー 4

「ガラルファイヤー」を、最低限起動する為のエネルギーの数だと考えています。


基本雷エネルギー 2

現環境において、「パルキアVstar」との対戦回数が多いと考えて、サイド落ちを考慮した為、2枚の採用です。


基本水エネルギー 1

「インテレオン」(アクアバレット)の技を打つ為、1枚です。


基本闘エネルギー 1

「ガラルサンダーV」を起動する為、1枚です。


基本的なゼラオラファイヤーの解説


先行後攻選択

まず先行後攻の選択ですが、基本的には先行を選択します。
対面により、良し悪しではありますが、基本的にVstarのデッキは先行2ターン目以降に攻撃を開始する為、相手の攻撃までにターン数があればある程、盤面の準備ができます。また、「とりつかい」と「モクロー」などで、こちらから先にサイドレースを始める事が出来るのも、先行を選択する理由の一つです。

「ミュウVMAX」のデッキは後攻から攻撃をする事ができる為、ミュウ相手には、後攻を選択したい気持ちもあります。
ですが、「ミュウVMAX」のデッキも後攻1ターン目に確実に攻撃できるとも限らず、攻撃された場合でも種切れさえなければ負ける可能性は高くはない為、当デッキは「先行」を選択する可能性が高いです。

「アルセウスジュラルドン」には、後攻を取りたいです。「アルセウスジュラルドン」側が後攻の場合に、(トリニティチャージ)から入られると「ジュラルドンVMAX」の回復が、当デッキの攻撃から間に合う可能性があります。「アルセウスジュラルドン」が、環境的に増えてくる場合には、後攻を選択する理由の一つになります。

相手のデッキを見て判断してから先行後攻を選択する事は、日本のBO1の大会ルールにおいてはできませんが、ある程度環境を読んで先行後攻を選択することは、大会中も検討しなればなりません。
例題にはないりますが、CL横浜2022シェア率3位は「アルセウスジュラルドン」でした。大会中も序盤の卓を見渡すと、「アルセウスジュラルドン」のデッキを比較的多く見ることできました。デッキタイプの都合上、プレイングの難易度があまり高くはない為、比較的多くのプレイヤーに好まれる印象にあります。
ですが、「アルセウスジュラルドン」はラウンドが進むに連れてあまり見られない様子でした。大会に慣れて、上位に進出しやすく「勝ちにこだわり」を持つプレイヤーは、プレイングでの努力では勝てないデッキなどは、比較的好まない印象にあります。実際に「アルセウスジュラルドン」はベスト64(61人把握情報)には4人、ベスト16には0人という結果がでているそうです。
その為、例えばCL1〜3戦目などは後攻を選択、その後は先行を選択するなど、先行後攻どちらを選択しても見劣りしないデッキにおいては、周りの状況を判断し、選択する事も重要なポケモンカードのスキルだと、私は考えております。
実際に、筆者オレンジのデッキは、より「パルキアVstar」に勝てるデッキを組んできていた為、大会中は安定性を重視して「後攻」を選択していました。ですが、3ラウンド戦っているうちに、想定したデッキタイプ以外とのデッキと当たっていることから、4ラウンド目以降はジャンケンで勝った際は、「先行」を選択していました。この判断が正しかったか間違っていたかは、一概に答えは出せませんが、大会中も先行後攻選択を考察し続けたことは、良かったと考えています。


ゼラオラファイヤーのうらこうさく

うらこうさくラインは、様々なデッキに採用されていますが、当デッキにおいては、少々、他のデッキとは異なる回し方をすると、私は考えています。

図1

状況次第にはなりますが、図1のように、中盤は、「ジメレオン」「ジメレオン」「メッソン」などの盤面を形成する事が、最も強い盤面と、私は考えています。

図2

場面が進み、「ゼラオラ」が気絶しました。当デッキは、ベンチにアタッカーを準備して、バトルポケモンを「回収ネット」を使用し、攻撃をして行きます。その為、死に出しのポケモンは「ジメレオン」が最も理想です。ベンチに図2のように、「ジメレオン」「ジメレオン」「メッソン」と待機している状態であれば、(うらこうさく)を3回使用する事が出来る為、「しんかのおこう」や「インテレオン」1枚で、4枚のトレーナーズをサーチすることが、可能な盤面になります。


サポートカードの採用について
一般的なデッキにおいて、ドローサポートは、「博士の研究」がメインで採用されています。ですが、当デッキは、「博士の研究」を不採用としています。その理由は、「博士の研究」を使用するデメリットとして、手札のリソースを捨ててしまう為、終盤必要なカードを、使いたい場面で使うことができなくなる可能性があるからです。
当デッキは、必要なカードを、必要な場面で、引き出して戦うプランになります。その為、必要なカードをサーチする事ができる「ソニア」を重視しており、山札のリソースを大切に最後まで残しておける点が、デッキの強みになります。

各デッキとの相性と立ち回り


パルキアVstar   有利

「ライコウV」「ゼラオラ」「ガラルファイヤー」で、「パルキアVstar」3回ワンパンを狙いに行く、マッチアップです。
「インテレオン」(アクアバレット)を挟んでくる事が多い為、その場合は「ガラルファイヤー」で対応していきます。
「インテレオン」(アクアバレット)で、先行3ターン目から攻められた場合、こちら側が「ガラルファイヤー」でサイドを取ることが出来ない為、「とりつかい」と「モクロー」でベンチのメッソンを取ってサイドを進めて行きます。

「パルキアVstar」対面に置いて、ゼラオラの採用枚数が2枚と1枚とでは、試合の進め方が、少々異なりますので、解説いたします。

基本的に「パルキアVstar」側は先にサイドを取ることができ、6回の攻撃でサイドを取り切ります。
当デッキは、後から攻撃をすることになり、4回の攻撃でサイドを取り切る事が出来ます。
ですが、「ライコウV」を、序盤、中盤に起動してしまうと「ツツジ」を決められ、こちら側の攻撃への要求札が揃わなかった際に、攻撃回数の都合上負けてしまいます。その為、「ライコウV」は最後、サイドを取り切る際に使用したい1枚でもあります。

「ゼラオラ」を1枚の採用の場合は、2回目もしくは1回目の「パルキアVstar」を「ライコウV」で対応する必要がある為、こちら側の最終ターンで「ツツジ」を撃たれた場合でも、復帰が必ず必要になります。その為、手張り権が余った際には、ベンチのポケモンにエネルギーをつけておき、「エネルギーつけかえ」と「クララ」でも、リーサルを狙えるように立ち回ることが重要になります。


「ゼラオラ」を2枚採用している場合でも「待ちのターン」を相手サイド5枚以下で使用してしまうと、「ツツジ」を撃たれたターンに動けなくなった場合、こちらも攻撃回数の都合上負けてしまいます。
「キバナ」とアタッカーの要求が満たないターンが、序盤にある場合でも、「とりつかい」と「モクロー」や、「フーパ」と「ボスの指令」で、サイドレースを進めていくことが、重要になります。
「待ちのターン」ができるサイド差がある場合は、サイドを3枚にするターンに「カビゴン」をベンチに置き、「ツツジ」を撃たれて2枚の手札で解決しない場合でも、「くいだめ」を使用して次のターンに攻撃していく事が「ツツジ」の対策方法の一つになります。


「ゼラオラ」で1体目の「パルキアVstar」をワンパンさせる際には、「ばつぐんグラス」を装備して攻撃を行います。3体目の「パルキアVstar」をワンパンする際に、「ガラルファイヤー」と「こだわりベルト」で290ダメージを出せる為、「こだわりベルト」よりも「ばつぐんグラス」を優先して「ゼラオラ」には装備することが重要です。


ミュウVMAX 有利

ガラルファイヤーを3回起動する事により、ベンチを取り切ることを狙ってきます。

当デッキにおいて、序盤に攻撃を仕掛ける事は、「ミュウVMAX」のデッキ相手には基本的にありません。
「ミュウVMAX」のデッキは、手札干渉カードを採用する事が少ない為、序盤からパーツを集めて行っても、山札に返ることは少ないです。その為、序盤は攻撃はせずに、「ガラルファイヤー」を起動する為に、必要なパーツ集めや、「セイボリー」で、ポケモンリソースを削って行きます。

「ミュウV MAX」側はサイドを4にする際には、「ミュウVMAX」で攻撃してバトル場に残してしまうと、「ガラルファイヤー」と「ばつぐんレンズ」でワンパンされる為、サイコジャンプで山札に帰るか「メロエッタ」で攻撃してくることが多いです。
サイド4にするターンに(サイコジャンプ)の要求を上げる為に「カビゴン」を前にしていると強い場面が多いです。

「メロエッタ」で攻撃を仕掛けることが難しそうな盤面の場合には、「ガラルファイヤー」に、「タフネスマント」を装備します。「ミュウVMAX」の(サイコジャンプ)で倒すためには「パワータブレット」を4枚必要になる為、大半は要求を満たせません。ベンチのポケモンに(サイコジャンプ)を撃たせる選択肢のみにさせる事が出来る為、「ガラルファイヤー」をバトル場に残す事ができます。「ガラルファイヤー」が盤面に残ることにより、次のターンは「クララ」を発動する必要がなくなる為、「ボスの指令」でベンチの「ミュウV」など、痛手のポケモンを倒すことがで出来ます。

「ボスの指令」が大切なマッチアップになる為、「ガラルファイヤー」で相手の痛手となるポケモンを、削ることが重要です。
状況次第では、中盤に「ボスの指令」を発動して、終盤に「ともだちてちょう」を使い、2回目の「ボスの指令」の発動が必要な場合があることを、念頭に置いてください。


アルセウスうらこうさく 不利

構築次第と対戦相手の理解度に、大きく依存するマッチアップになります。
最低の場面を想定して、不利と考察し当たりたくはないデッキタイプです。
「ノコッチ」の採用されていると厳しい試合になります。

基本的には「ガラルサンダーV」に「タフネスマント」を装備する事にやり「トリニティノヴァ」から攻撃を耐える為「ガラルサンダーV」を「キバナ」を使いながら起動し「タフネスマント」を装備してサイドを4枚「ガラルサンダーV」で取りに行きます。

盤面にもよりますが、「ガラルサンダーV」で、序盤にサイドを4枚取った場合でも、終盤に残りサイド2枚を取る事が、相手の立ち回り次第では難しい為、序盤に「とりつかい」と「モクロー」や、「フーパ」と「ボスの指令」などで、2枚のサイドを取ってから「ガラルサンダーV」を起動して「タフネスマント」を装備して、残りサイド4枚を狙いに行きます。

序盤相手側が、「ガラルサンダーV」を警戒して、「ノコッチ」をベンチに置いてくれると、その「ノコッチ」を倒しながら、サイドレースを進める事ができる為、あえて、「闘エネルギー」を見せて、「ノコッチ」をベンチに出させるなどの戦術も、駆け引きの一つになります。

構築的に勝てないデッキになってしまったので、構築次第では、もう少し戦える可能性があると考えています。


アルセウスジュラルドン 5分〜有利

「アルセウスVstar」から(トリニティノヴァ)の返しで、「ガラルサンダーV」に「タフネスマント」を装備して、「アルセウスVstar」をワンパンする事により、相手盤面は、エネルギーを残り3枚しかベンチにない為、回復をしながら攻撃をする事と、2体目の「ジュラルドンVMAX」に、エネルギー供給を同時にすることが出来ません。
その為、当デッキの180点乗った「ガラルサンダーV」と、「ガラルファイヤー」の3回の攻撃を耐えながら攻撃することは不可能の為、遅れをとらない限りは、有利なマッチアップになります。

しかし、「ジュラルドンV MAX」側が、後攻の場合に(トリニティチャージ)から入られると、「ジュラルドンVMAX」の回復が、当デッキの攻撃から間に合う可能性があります。

ディアルガVstar  不利

ディアルガの形によると思いますが、基本的には不利になります。
「ライコウV」か、「サンダーV」から入り、後半「ガラルファイヤー」を3回起動する立ち回りになると思います。
「ディアルガVstar」の技(スタークロノス)が220点の固定の為、220点で、当デッキのVポケモンが、ワンパンされないように、「タフネスマント」を、Vポケモンに装備することが、重要になると思います。

 

ハピナスミルタンク 有利

ハピナスVには、「ガラルサンダーV」がワンパンでき、「ミルタンク」には「インテレオン」「ガラルファイヤー」などが攻撃できる為、有利なマッチアップになります。
「頂きへの雪道」で、「ガラルサンダーV」が、技を発動出来なくなると負けてしまう場合がある為、当デッキの、「トレーニングコート」を、後貼りできるよう念頭に置いてください。



ゼラオラファイヤー 不利〜有利

様々なデッキの形がある為、考察をするのも難しいです。ですが、「ガラルマタドガス」を採用しているタイプには、苦戦をします。
その為、序盤から「ライコウV」に「タフネスマント」を装備して、戦っていく事が出来ると「ガラルマタドガス」を倒す事が出来ます。
お互い「インテレオン」を取る事が(HP160)と難しい為、自分が意識する事は、インテレオンを早く育てて行きたいです。序盤は相手の「インテレオン」は相手にせず、「とりつかい」と「モクロー」や「フーパ」と「ボスの指令」で、ベンチポケモンを狙う事が重要です。
相手の「インテレオン」は「ガラルファイヤー」で取れる中盤以降に、相手にする事が重要です。

まとめ

最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。今回の記事は有料での投稿も検討しましたが、デッキの完成度に満足がいかなかった為、無料での投稿となりました。私達自身、前回のcl愛知まで、半年近くエクストラレギュレーションをメインで考察していました。その為、私の実力では、スタンダードレギュレーションへの考察時間が足りなかったと実感しています。よって今回の「ゼラオファイヤー」は、未完成なデッキと考えています。
今後も当デッキに限らず、時間の限り考察を続けて、JCSや世界大会レギュレーションの考察を続けていきます。結果を残せた際や、自信のあるデッキを作成した際は、引き続き記事の投稿を行いますので、前回や今回の記事に、関心をもってくださいましたら、Twitterのフォローをよろしくお願い致します。

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