ポケットチェンジで外貨を日本円に替えてみた。
海外に一度も行ったことがなく、今後も行く予定のないままあの世へ行ってしまう可能性大の私。
なので、外国のお金とは無縁だと思っていたのですよ。
数年前に業者さんに手伝ってもらいながら、自室と姉Bが使っていた部屋の片付けをした際、小銭がたくさん出てきまして。
部屋でヨッパになることの多かった姉B、酔った勢いで小銭を床にばら撒く悪癖があり、ベッドと壁の隙間から大量に出てきた模様(業者さん談)。
ハンパない量でしたので、銀行で手数料まで払い、数えてもらうと1万円弱になりました。←どんだけ
殆どが日本円でしたが、その中に外国のお金も混じっており、行員さんから返却されましたよ。
色々な種類のコインがありましたが、日本円にしていくらになるのかはわからず、取り敢えず持ち帰って使っていないお財布に収め、そのまま忘れておりました。
先日、父上の遺品の整理のため、寝室のタンスの小引き出しを開けさせてもらったところ、またしても外国の、しかも今度はお札が大量に出てきまして。
父上も姉Bも海外旅行が好きで、家族を置いて家を空けることが多かったのですが。
たまに夫婦で海外に行っていた母上に、出てきたお札を見せると、ああ、お札でも多分小銭よ、余ったのをそのまま持って帰ってきたんでしょ、と言われました。
しかし外国のものといってもお金はお金、捨てるわけにもいきません。
Google先生に「このお金はどうしたら良いのでしょうか?」と尋ねましたよ。
すると『ポケットチェンジ』なる、外貨を日本円に替えて、電子マネーにチャージできる機械があるのだよと教えてもらえました。
↓ポケットチェンジ↓
https://www.pocket-change.jp/ja/
早速、設置場所を調べたところ、結構あちこちにあるということが判明。
通院の際に乗り換えで使う駅近くの、丸井の6階の旅行代理店にも置いてあると知り、
(よしっ!姉上と父上が残したこの外国のお金を、病院帰りに寄って日本円に替えて、モバイルSuicaにチャージする!)
そのように鼻息荒く決意し、通院当日、病院を終えて旅行代理店へ向かいました。
問題のポケットチェンジなる機械は、私の背丈程の大きさがあり、
「おいはポケットチェンジでごわす!」
と言われてるような圧を感じましたよ。
使い方の説明をタッチパネルで操作して確認し、まずは硬貨から…と思ったのですけどね。
なんと、一枚ずつしか入らないのです。
事前に自宅で数えておいたのですが、50枚弱ありまして、それを一枚ずつチャリンチャリンと投入していきましたよ。
その音が思いのほか響き渡りまして、旅行代理店の方が途中で何度も様子を見にくるほどでした…。
変な汗をかきながら(別に悪いことしてないんだけど)硬貨を投入し終え、続いて紙幣を…と思いましたが。
これまた一枚ずつしか入らない仕様のようで、ため息をつきながら、まずは一枚、入れました。
しかし一枚目からフイン!と戻ってきてしまい、お札のシワや折り目を伸ばして再度入れ直したのですが、またしてもフイン!と戻るの繰り返し。
仕方なく、その紙幣は諦め別の種類のお札を入れましたが、これまたフイン!と戻ってきてしまいます。
そのフイン!という音がこれまた無駄に大きくてですね、代理店の方がこちらの様子を窺っているのが感じられましたよ。
フインフインフインフインした挙句、機械が認識してくれたお札は、わずか三枚のみでした…。
硬貨は14枚読み取り不能で、その分は寄付することができるため、そうしましたけどね、リジェクトされてしまったお札は持ち帰るしかないようでした。
総額1,456円になり、有難〜くモバイルSuicaにチャージして、レシートを受け取り、なんとなく疲弊した気持ちになりつつ帰宅したのでした…。
もうちょい高額になるかと淡い期待をしていたのですけどね、お札の殆どを読み取ってもらえなかったのが敗因でしょうか。
ていうか。
全額寄付したのなら、ちょっと…いや、結構イイ話だったのですけどね…。
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