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太陽みたいな存在

こんにちは、こんばんは!
今回の稽古場ノート担当の健吾ですっ✨
皆さんは自分にとって太陽みたいな存在はいますか?太陽って表現は少し分かりづらいかもしれませんね☀️
それは希望や憧れ、時には崇拝の対象、自分にとっての呪縛になり得る存在だと思います。
今日はタイトルにもある『太陽みたいな存在』について深掘りしていきたいと思います。

夕子役 石井テル子さん

『ヒマワリ』という作品は家族がテーマになっていますが、僕はこの昔ながらの家族の在り方が
憧れであり、羨ましくもありました。
背中でみせる父がいて、それを支える母がいる。
今の時代には古いと言われる家族
それは一種の美学ではないかと思います。

僕は片親でしか育っていないので
父という存在がどんなもので
子供にどういう影響を与えていくものなのか
そこのところは未だに理解できないのですが
この作品は親の目線と子供の目線
二つの成長や気づき、誰か一人でも欠けてしまえば崩れていく家族が描かれているのだなと思います。

家族とは人が人であるための居場所であり
自分自身を形成していく存在
"親に似ぬ子は鬼子"という言葉があるほどに
それだけ子供にとっての親は大きい影響を与えていく。
つまり子供の責任は親にあるのではと
僕は常々思うことが多いです。
責任力が親から子に移った時
初めて人は大人になれるんじゃないのか
自分で立つ、自立していくことに繋がる思います。

作中の主人公カンイチの父・実(みのる)は
とても不器用で
立ち振る舞いこそは荒々しくも
まっすぐに娘に息子に、そして血の繋がらない
他人に対しても向き合っていく。
泥臭くて古いやり方の嫌われ役
それでも慕われる
その人の本当の優しさを周りが理解してるから
こそ成り立つ関係だと思います。
でも心が強いと思われる人は
本当はすごく繊細で弱くて誰かのために頑張れる
だけで、支える人達がいなきゃすぐに心折れてしまう。
"強くて弱い人"
完璧じゃないからこそ補い合う
そんな関係が美しい
それが家族の在り方なんじゃないかって
この作品を通して感じたことです。

弱さを見せることは強さを見せるよりも
難しく、受け入れる強さはより難しい。
本当はもっと複雑で
簡単なことじゃないだろうけど
僕もいつか心を通わし
人生を半分こできる太陽みたいな存在に
出会って胸張って
誇れる家族を作りたいな。

小難しい話をしましたが‼️
そんなこんなで残すところ稽古もあと1日‼️
本番の幕がもうすぐ上がります✨
皆さん予約は忘れてないですか?😊
『ヒマワリ』太陽に向かってまっすぐ向き合う花
あなたの太陽みたいな存在を
振り返れる
見つけられる
そんな舞台になっております🌻
我々、SHASEN×ステージタイガー一同
心よりお待ちしております。
是非お楽しみください‼️


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