好き(小東)

散る花の忘れ形見を拾い集め、去る春を恋ています。みなさまこんにちは小東です。

春、𝑮𝑶𝑶𝑫 𝑩𝒀𝑬 __

今回のお稽古では、各シーンを一つ一つ確認して通しをしてもう一度シーンを積み上げました。


通してから丁寧に拾い集めると、より鮮明に見えてくるものがありますね。

今回の舞台、"好き"に対してとても熱い人たちがたくさんです。
私の役も好きに対してとても真っ直ぐな子です。

好きって何でしょうか。

小東は言葉が好きです。言葉が好きだからこそ、その恐ろしさもわかるから、言葉が嫌いです。
自分の言葉で誰かを傷つけてしまうのが、とてつもなく恐ろしいのです。"もしも"を考えると、震えて文字が打てなくなります。己の吐く言葉が怖くて息を吸うことすらもが苦しいのです。
それでも、"好き"であるんですよね。

好きだから嫌い。好きだから、嫌い。
好きだから向き合いたい。好きだから、逃げたい。
好きだから続けたい。

好きだから、できない。

好きに含まれる感情は、明るいものだけでないと思います。
嫉妬憎悪焦燥感、沢山の感情が好きから生まれてくるのです。

好きを沢山持っている、ならばとにかく明るいキャラ
なんてのは安直すぎるのかもしれません。
好きを沢山持っている、だからこそ渦巻く感情の色は一色なんかじゃ収まらない。そういうものなのではないかと。

一言で表せられても、それをどう調理するかで役の深みが変わってきますね。演劇の難しいところで、楽しいところだなとしみじみしております。

ウ〜〜〜〜〜ン難しい❕❕❕❕❕

何が何かわからなくなってきました。

でもまだまだすごく熱くなっていける気がします。熱くなっていきます!!!!!!
純朴な好きをぶつけられるよう、もっともっと走っていくぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

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