第1回 知の構造化とジェロントロジー
こんにちは。まいです。
この度、
東京大学の公開講義 である、
ジェロントロジー1「加齢にともなう心身機能・生活の変化と適応」
の授業ノートを作ることにしました。
こちらの講義はジェロントロジーが内包する多様なテーマを扱い、
全13回からなっています。(テーマ例:医学、工学、法学、経済学、心理学...)
ちょっとでも知の共有(私のフィルターがかかっちゃいますが)
ができればと思います。
<講義ノート>
今回は、東大の元総長・小宮山宏先生による
講義全体のイントロダクションです。
①日本の社会の見通し②社会の中でのジェロントロジーの位置づけ
を語っています。
・高齢化に関して世界がアジアに向ける視線は熱い。
というのも、
・日本は課題が先に進んでいる国である。
他の国の倍の速さで高齢化が進んでいる。
(例:高齢化率が14%→21%になるのにかかった年月
ドイツー41年 日本ー13年)
・もし日本のモデルが成功すれば、それは世界のスタンダードモデルとなる
だろう。フランス革命により、民主化が広がったように。
・課題があると、それを解決しようという推進力が起こる。
克服しようとする時に、イノベーションが生まれる
必要は発明の母。
全ての学問は人間から生じた。その背景は「課題」と「必要性」。ジェロントロジーもそう。
・20世紀の課題
知識の膨張→知の全体像が見えにくい
・必要なのは、
①知の構造化
②議論③IT
・一分野をやったからといって、ジェロントロジーをやっているとはいえない。その部分(part)がどうジェロントロジー全体に貢献し、全体が前進することにつながったか?を問うべき
<感想>
KAIGOLEADERSの可能性を感じました。直感的に。多分野の人たちがつながっている点で。
12年前のお話でも、説得力がありました。なるほどと。
興味深かったのは、介護という領域内でも多分野連携(リハと介護職と家族と...)が重視されていて、更にその上位のジェロントロジー単位でも、多分野連携が目指されている点です。
なんか、ICFと構造が似てると思いました。
というかICFはアカデミック領域の他分野連携に応用できる気がしました!
<余談>
まず、わざわざノートをnote化する魂胆は、
①講義の継続の動機付け^^;
②まとめる動機付け^^;
③知の共有
ほぼ動機付け!
クオリティは置いといて、ひとまず続けることを目標にしたいと思います。
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