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日本人の歯のエナメル質は薄い

歯のエナメル質というのは、歯の一番表面の部分です。

実はこの歯のエナメル質、日本人は諸外国の人と比べて「薄い」といわれています。

いろんなデータがあるようですので、はっきりと平均的に、どこの国と比べて何ミリ薄いか、と言うのは難しいのですが、一例としてNHKの番組調べの画像ではこんな感じで紹介されています。

■0.2mmの大きな違い

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(出典元:美と若さの新常識 https://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2019/164/416599.html)

たった0.2mmの違いって思われますか?

たった0.2mmの違いが欧米人のマットな白い歯との見た目の違いとなるわけです。

だとしたら、ただでもエナメル質が薄い日本人は、ちょっとでもエナメル質を薄くする行為は避けた方が良いといえるのではないでしょうか。

日本人の歯のエナメル質が薄いという事は、虫歯菌にとって硬いエナメル質を溶かして突破して虫歯になるのが容易であるという事。

つまり、諸外国の人よりも虫歯になり易いといえるわけです。

■エナメル質が薄いと歯が黄色く見える

エナメル質をが薄くて困るのは虫歯問題だけではありません。

エナメル質が薄いという事は、その下(中)にある象牙質が透けて見えやすいという事。

象牙質は黄色~茶色のように、色を持っています。これが白透明なエナメル質から透けて見えて

「歯が黄色く見える」

となることもあります。

結果、日本人は(言うまでもなく個人差がありますが)歯のエナメル質を薄くしないという事が歯の健康にも美的にもとても重要になってくるわけです。

■最後に

このコラムでは今後、歯のエナメル質を強くする方法や歯のエナメル質を薄くすることなく歯を白くするという事についても書いていきます。

(歯みがき粉についてもご紹介したいと思っています)

それに先駆けてまずひとつお伝えしておきたいこと…

それは歯のセルフホワイトニングは歯のエナメル質を変質させず、薄くする(研磨する)こともなく、コーティング/保護しながら着色汚れを落として歯の白さを取り戻す方法だということです。

歯のエナメル質を薄くして(溶かして)白くする方法なんて…歯の将来の事を考えると恐怖でしかありません。

セルフホワイトニングと歯科でのホワイトニングの違いについてはこちら

皆さん、歯のエナメル質を守って、ご自身の歯を長く美しく健康に保ちましょう!

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