僕らだけの音色になる
5月1日。
年に一度だけ訪れる特別な日。
クリスマスでもお正月でもない、大切な日。
SixTONES結成記念日である。
そんな特別で大切な今日、
SixTONES12枚目シングル
『音色』がリリースされた。
今回は音色のみにフォーカスを当て、今日という結成日を祝うこととする。
今作はカンテレ系火曜23:00〜放送の
『お迎え渋谷くん』の主題歌であり、
奇しくも発売日が SixTONES結成9周年にあたる楽曲である。そのことを前提に話を進めていきたい。
上記を踏まえて楽曲を紐解いていく。
SixTONESの音色
ジェシー
京本大我
松村北斗
髙地優吾
森本慎太郎
田中樹
この6人がいて初めて、 SixTONESは成立する。誰か1人が欠けてしまっては意味がない。
個性豊かな6人にしか出せない声が重なって初めて、音色が生まれる。
問いかけ
あえてここはメンバーが互いにする問いかけなのではないか、そんな風に考えてみる。
後述するが、あえて口になんで出さずにいた、そんなことかもしれないと。
振り返る足跡
6人がそれぞれの道を大切に歩いてきた、
結成9年、いつだって隣を歩いてきたはずなのに、当たり前に観てきたこの光景が9年の月日を窺わせる。
いつか観た夢の話
まだ別々の道を歩いていた頃の、遠くに見た星空に重ねた自分の夢や目標は果たしてどれだけ近づいたのだろう、あの場所に辿り着くまでの途方もない時間も6人いれば退屈な時なんてないと、日々の楽しさを滲ませる。
原点を見つめる
6人でやっていこうと、グループになりたいと決めたあの日が浮かばれる。
きっと、6人それぞれが互いに自分らしくいられる存在であり、きっと6人いれば他には何もいらないほど、大切なんだ。
雨風に打たれ、涙を流し泥水を啜ってきた6人にしかわからない時間が根底に流れているから。
今
出会うことがなければ、どうなっていたんだろう。出会わなければきっと、恐ろしい程霞んで見えた景色が、どれだけ苦しい時間だとしても光り輝いて見える。それぐらい、特別な相手なんだ。
それはきっと、偶然じゃなくて、同じ時を過ごすために着実に自分の道を踏み締めて歩いてきたからこそのことで、“そんな君とならもうどこへだって行けてしまう気がする。”そう信じてしまえるような。
1人では見ることがなかった景色を、6人とだから見ることができる。1人では一生見ることのない景色もみんなとだから作っていける。
そんな6人で過ごす時間は、いつだって飾ることのない自分でいられる、そんな6人は見ていて微笑ましい。
改めまして
あの頃から成長して、届かなかった場所に少しずつ手が届くようになってきて、あの頃とは違う大人としての道を歩いてる、そんな自分たちが夢とか未来とか語らいあってきたけど、言葉を超えて、この先の未来、ずっと隣で見ていたい。その願いが決意に変わっている。
同じ時過ごしてきたからこそ、あえて言葉にしなくとも、きっとお互いわかってる。そう確信できるほど、沢山の想いを共有して言葉で通じ合えるくらいになったんだろう、言葉で語るのことが時に粋じゃないほどに。
“だから言葉にはしないけど、本気だ”
この“しわ”はきっと、手のひらのしわであり、歳を重ね現れるしわであるんだろう。この世に生まれた誰もが必ず手にするものだ。
“互いを重ね幸せになろう”
重なるのは人生であり、その人自身が持つ想い。
可能性
誰にもわからない未来を、一緒に考えたい。
何も遅いことなんてない、
いつだって“こっから”、6人は歩いて行く。
その未来は、みんなと同じじゃつまらない。
どんな色でもいい、“沢山の色”だからいい。
紅く染まる晴れ舞台だって、
青く湛えるその闘志だって、
黄色に光る勲章だって、
ピンクに染まる変わらない夢だって、
緑が滲む変わらないあの日だって、
黒光りした固い誓いだって。
全部を大切に、重なっていくのだから。
軌跡
某結婚情報誌がかつてこんなフレーズを出した
“結婚しなくても幸せになれる時代に私はあなたと結婚したい”
今は1人だってどうやっても生きていける。仲間なんか必要としなくとも。
1人じゃなきゃ幸せになれない時代じゃないのに、仲間と歩くことを当然のように選んでる。
もう偶然だとは言えない、目に見えないものを信じざるを得ないほどの月日を過ごして、ここまで歩いてきたから。
確証
出逢う事がなければ、今ここに立つことはなかった。出逢っていても、うまくいかなかったかもしれない。あの日の出逢いがここに連れてきてくれて、そして今、笑い合い歌い合っている。それはきっとたまたまなんかじゃない。
そして未来
この先も、
見たことの無い景色を一緒に、
聞いたことのない音色を一緒に、
きっと、このまま。
まとまりのない散文になってしまったが、
一度ここで終了とする。
どこかのタイミングで、書き換えたい。
最後に、結成9周年おめでとうございます。
6人の決断が私に特別な毎日を届けてくれました。ありがとう、10年目も健やかに。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?