ControlNetから手軽に出来るディープフェイクで話題になってる『IP-Adapter FaceID』も試してReActorとの違いを感じた夜
先日ディープフェイク機能が強化された「ReActor」をA1111版Stable Diffusion web UIで試しました。
↓その時の記事はこちら。
今回もディープフェイク機能ですが、今度はControlnetから手軽に調整できると話題になっていて気になった『IP-Adapter FaceID』を試してみることにしました。
controlnetの新機能なので、ReActorを使ったことがあれば特に何もすることなくそのまま下記モデルをDLしてそれぞれのフォルダに入れれば使えます。
(ReActorのエクステンションを入れるときに勝手にインストールされるプラグイン的なものが必要なので、使ったことが無ければちょっと調整必要です。)
この『IP-Adapter FaceID』も生成時に指定した顔を元素材から引っ張ってこれるとこのことで、今回もこの方で検証したいと思います!
さてどんなふうに生成するかなーと早速試してみたいと思います。
一回ちょっと特殊な格好をさせたいなとパイロットとにしてみました。
さあ、どうなるかな〜!ドン!
いや、まてまてまて。いや、、うん、たしかにモナリザさんの雰囲気もあるし、そうね。そうなるね。
もう一度やろう!ドン!
なぜこうなった??
ほかのpromptで試してみようと思います。
なるほど、そうくるか〜とちょっとした衝撃でした。
前回のReActorとの比較もしたいと思います。
ということで、白いシャツの女性を生成してみます。
まずは普通に生成したときのもの。
では、IP-Adapter FaceIDを適用したいと思います。
なるほどそうなるのですね。たしかにモナリザさんの特徴を反映していますが、そうなるのですね。
白シャツ女性の同じプロンプトで作ったReActorの生成物と並べてみます。
ReActorは完全に顔だけ綺麗に差し替える。
IP-Adapter FaceIDは全体的にふわっと造形を模倣する。
それぞれちゃんとアプトプットには特徴を反映させています。
ReActorはだいぶプロンプトで生成したものに引っ張られ、逆にIP-Adapter FaceIDは適用する画像に引っ張られる。
用途で選ぶのが良いと思いますが、ReActorは同じ顔で何度も違うシチュエーションで使いたいですね。なんだろう、漫画とかコンテとかそういう時には便利そう。本当に顔だけをしっかり差し替えたいときはこちらでしょうか。
IP-Adapter FaceIDは画風も取り込んでくれるから、トーンを統一するときに良さそうです。ControlNetから調整できるというのも特徴で、今回は簡単に顔だけ変わればいいやとしましたが、細かい調整次第で自由にコントロールできるところがありそうなのは断然こちらで可能性無限大な感じですね。
やはり検証は大事!
色々な技術の組み合わせでより思い通りのアウトプットに近づけそうです。
今日はここまで〜!!(勉強になった)
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