[さとみ]

道民 脚勉強中 自作脚本投下します

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記事一覧

【短編】春が来てしまう(尚也の場合)

 朝。  尚也がリビングに行くと、壁のカレンダーが3月になっていた。 「そうか。もう3月か」 思わず呟くと、キッチンにいた妻が 「あっという間ね」 と答える。 「もう…

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1年前
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【短編小説】春が来てしまう(美和の場合)

 朝。  カレンダーをピリピリと剥がして、美和はしみじみと見つめた。  飼っている犬が隣にやってきて美和の顔を覗き込んだ。 「もう3月だって。もっと先のことだと思…

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1年前
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【短編小説】春が来てしまう(北都の場合)

 朝。  おかあさんが、カレンダーをピリピリと剥がしてじっと見つめている。  隣で見上げる僕の頭をそっと撫でると 「もう3月だって、北都。もっと先のことだと思って…

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2年前
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【脚本】the sun

○学校・屋上(夕)    真鍋明(14)が丸めた紙をボールの    ように放り投げたりしている。    早川ゆかり(14)はギターを弾いて    いる。 真鍋「大人にな…

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2年前
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【脚本】LIVER

〇秋山の自宅(朝)    ベッドで丸くなっている秋山勇太(25)。    ピピっという電子音が鳴ると、もぞも ぞと動いて体温計を確認する。 秋山「37度5分・・・」    …

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2年前
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【脚本】グッドドギー

〇丸山家・居間(朝)    リビングの隅におかれたケージに、ラ ブラドール・レトリーバーの子犬が寝 ている。緑色の首輪をつけている。 リビングに近づく足音がする。 …

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2年前
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【脚本】閃光

○オフィスビル・窓越しに見る社内    パソコンに向かって仕事をしている人    達が並んでいる。 上司の男の机の前に立ち、怒られてい る亜紀子。 ○同・非…

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2年前
3

【脚本】雨中

〇秋葉原駅・外観    雨が降っている。 ○同・ホーム    混んでいるホーム。 電車が入ってくる。 扉が開いて電車から降りてくる人達の 中に、パーカーのフ…

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2年前
1

【脚本】My HERO

〇桃子の会社・廊下    トイレに入ろうとする桃子。手前で立ち止まる。    トイレから話し声がする。 女性社員1「林さん、意識高くてちょっとめ んどくさくない…

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2年前

脚本:街色

〇動物園・サル山    人影がまばらな動物園。開園案内のア ナウンスが流れている。 サル山の前にぼんやり佇む宮崎俊哉(15)。    餌を持って入ってきた飼育員に群…

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2年前
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バンドワゴン

○サービスエリア・駐車場の車の中(夜)    電話をしている奏汰。 奏汰「いま海老名もうちょっとかかるかな。 幸介は?そうか、寝ちゃったか・・・うん。 気を付け…

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2年前
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はたらく兵隊さん

〇ライブハウス・前 ギターとエフェクターボードを持った タナカがライブハウスへ入っていく。 〇同・中    入ってくるタナカ。    スタッフとあいさつを…

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2年前

【短編】春が来てしまう(尚也の場合)

 朝。
 尚也がリビングに行くと、壁のカレンダーが3月になっていた。
「そうか。もう3月か」
思わず呟くと、キッチンにいた妻が
「あっという間ね」
と答える。
「もうすぐか
 外の景色はまだ冬だ。でもそういえば最近は天気予報が「今日は真冬日です」と言っていないかもしれない。
 もう少し冬でいてくれててもいいのに。

 今日の最高気温が十度です、と気象予報士が嬉しそうに話していた。
 今日は、尚也

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【短編小説】春が来てしまう(美和の場合)

 朝。
 カレンダーをピリピリと剥がして、美和はしみじみと見つめた。
 飼っている犬が隣にやってきて美和の顔を覗き込んだ。
「もう3月だって。もっと先のことだと思ってたのにね。」
 犬に話しかけ、頭を撫でる。このざわざわする気持ちはなんだろうか。寂しいから?
 なんだかまるで、と美和は思う
 まるで新雪の下の固く重くなった雪のようだ。ぎゅっと固まった不透明な何か。
 今日も外は雪だけど昨日の雪より

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【短編小説】春が来てしまう(北都の場合)

 朝。
 おかあさんが、カレンダーをピリピリと剥がしてじっと見つめている。
 隣で見上げる僕の頭をそっと撫でると
「もう3月だって、北都。もっと先のことだと思ってたのにね。」
 と、ちょっと寂しそうに言った。
 外はまだ雪がたくさん積もっていて冬の匂いだけど、少しだけ春のにおいがした。

 それから何日か経って。時々雨交じりの雪が降るようになっていて。あんなに積もっていた雪はずいぶん少なくなって

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【脚本】the sun

○学校・屋上(夕)
   真鍋明(14)が丸めた紙をボールの
   ように放り投げたりしている。
   早川ゆかり(14)はギターを弾いて
   いる。
真鍋「大人になりたくねぇな・・・」
ゆかり「(ギターを弾き続ける)」
   真鍋、丸めた紙を広げると「進路希望
   調査」とプリントされている。
真鍋「(自分のギターを手にとって)進路とか
 全然ロックじゃねえし」
ゆかり「(黙ってギターを弾き

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【脚本】LIVER

〇秋山の自宅(朝)
   ベッドで丸くなっている秋山勇太(25)。
   ピピっという電子音が鳴ると、もぞも
ぞと動いて体温計を確認する。
秋山「37度5分・・・」
   枕元のスマホをとって病欠の連絡をす
る。
   また布団に潜って。
秋山「最悪・・・」

〇回想・地下鉄駅のホーム(朝)
   通勤ラッシュ時間で混んでいるホーム。
   奥歯を気にしながらぼんやり歩く秋山。
   電車が入っ

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【脚本】グッドドギー

〇丸山家・居間(朝)
   リビングの隅におかれたケージに、ラ
ブラドール・レトリーバーの子犬が寝
ている。緑色の首輪をつけている。
リビングに近づく足音がする。
子犬が足音に反応して頭をあげ、ドア
を見る。
   丸山悠斗(12)が居間に入ってくる。
悠斗「おはよう。みどり」
   子犬に声を掛けて背中を撫でる。
   撫でながら壁のカレンダーを見る。
   今日の日付に赤い〇がついている。
 

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【脚本】閃光

○オフィスビル・窓越しに見る社内

   パソコンに向かって仕事をしている人

   達が並んでいる。

上司の男の机の前に立ち、怒られてい

る亜紀子。



○同・非常階段

   踊り場で缶コーヒーを片手にため息を

つく亜紀子。

亜紀子「がんばってるのにな」

   狭い路地を挟んだ向かいのビルでダン

   ス練習をしている様子が見える。

   とぅーしが何度も同じところで止まる。

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【脚本】雨中

〇秋葉原駅・外観

   雨が降っている。



○同・ホーム

   混んでいるホーム。

電車が入ってくる。

扉が開いて電車から降りてくる人達の

中に、パーカーのフードを深くかぶっ

たゾマがいる。

ゾマが何かに気づいたように立ち止ま

って振り返る。

ゾマ「!」

   電車に乗り込む一人の女性の後ろ姿に

驚いたように目を止める。

ゾマ「優歌」



○(ゾマ回想)アパート外

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【脚本】My HERO

〇桃子の会社・廊下

   トイレに入ろうとする桃子。手前で立ち止まる。

   トイレから話し声がする。

女性社員1「林さん、意識高くてちょっとめ

んどくさくない?」

女性社員2「やっぱり?さっきの会議でも思ったけどさぁ」

女性社員1「ね。なんかリーダー感出してるっていうか」

女性社員2「私たち3人でって言われた企画なのにね。まあ、いろいろやっちゃうから楽でいいけど{笑}」

女性社員

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脚本:街色

〇動物園・サル山

   人影がまばらな動物園。開園案内のア

ナウンスが流れている。

サル山の前にぼんやり佇む宮崎俊哉(15)。

   餌を持って入ってきた飼育員に群がる

   サル達。小さなサルが大きなサルにい

じめられて、なかなか餌にありつけな

い。

   その様子を見て悲しそうな表情の俊哉。

   俊哉から少し離れたところで、同じよ

うにサル山を眺める山田孝浩(43)。

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バンドワゴン

○サービスエリア・駐車場の車の中(夜)

   電話をしている奏汰。

奏汰「いま海老名もうちょっとかかるかな。

幸介は?そうか、寝ちゃったか・・・うん。

気を付けるよ。じゃあ」

   電話を切って溜息をつく。

   車を降りてトイレに向かう。

   1台のワゴン車が駐車場に入ってくる。



○同・トイレ(夜)

   奏汰手を洗っている。

   奏汰、手を拭くためにポケットからハ

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はたらく兵隊さん



〇ライブハウス・前

ギターとエフェクターボードを持った

タナカがライブハウスへ入っていく。



〇同・中

   入ってくるタナカ。

   スタッフとあいさつを交わしながら

   奥へ進む。

   ステージでは機材を準備している。

タナカ「おはようございます。」

The Floorマネージャー「タナカさん!おはようご

ざいます。」

   ハヤト、ヨウジ、コウタロウが楽屋

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