[セッション10]

いつも朝受講しているセッションですが、今週は予定が合わず初めての夜セッションになりました。自分では特に感じなかったのですが、セッション記録のFBで「今日はトーク時のエンジンがかかるのが早かった感じがしましたよ」とのコメントが。普段から勉強ごとは朝に持ってくるようにしているのですが、もしかしたら夜の方が肩の力を抜いてリラックスしてセッションを受けるのかもしれない、との新たな発見がありました。

さて、今回セッションがいつもの日程でできなかった理由はアメリカのレイバーデーという祝日を利用して旅行に行っていたからなのですが、それによって今回のトークテーマは自然と旅の話になりました。カジュアルなテーマですが、今回も英語と日本語の話し方の違いに起因する学びがありました。

日本語でこんな話題をする時、「旅どうだった?」というぼんやりした質問で始まることが多いと思います。が、今回コーチから出た質問は「旅のハイライトを教えて」というもの。そもそも「ハイライト」という言葉自体が結論から話すアメリカらしい言葉に感じますが、旅行なんていう身近な話題を結論からプレゼンするように話した事がなかったので固まりました。

という事で、今回のトークは「言葉が出ない事」よりも文章構成に注目し、今回の旅のハイライトを説明できるように1度話した話を組み立て直し、英語らしい順序・構成で話す、という練習を行いました。

コーチに流れを質問でガイドしてもらいながら話す事で、ようやく「結論→ハイライトとなる理由→詳細→コンクルージョン」という流れを作る事ができました。単語や言い回しが出なくても文章構成がスッキリしていれば人の興味を引きつける事はきっとできるはず。結論から話す、ができるように、旅をしている時点から「ハイライト」を頭に残せるような記憶の仕方にも意識して行きたいと思います。

これと合わせて今回のセッションでよく学べたのが「分詞」でした。これはIndependent Studyのアウトプットを見たコーチから、「分詞の使い方理解できている?」との確認が入ったことによりスタート。

「分詞分かってる?」と咄嗟に聞かれた私のあたまの中は「分詞って何だっけ??」という状態。過去分詞・現在分詞がそれぞれ何かも全く答える事ができず、時々出くわす驚くほどの知識の欠落に自分自身がぞっとしました。

分詞とはの説明と使い方を解説してもらうと、TOEICの問題でこの表現いくらでも出ていたな、と思い出しました。恐らく学生時代に授業で習っていたと思うのですが実践的に使う機会もなく、すっかり仕組みは頭から抜け落ちていたようです。1年前に始めたTOEICの勉強で「文中にingとか過去形(正確には過去分詞)の単語が急に出てくるな、なんだこれ」と思っていた事を思い出しました。今回ようやく感覚で乗り切っていたルールを理解でき、またひとつ自信を持って使える表現が増えたように感じます。

今回のセッションを通して、読める事と使える事には大きな差があるな、と感じました。特に私の場合、仕組みやルールを理解して自分の中に落とし込む工程がアウトプットに行き着くまでに必須と感じています。まだまだ感覚で「読める」けどルールが理解できていない文法ルールたちがたくさんあるはず。自分で使える表現を増やすためにも、一つ一つ向き合って理解して自分の中に落とし込んで行きたいと思いました。

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