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[セッション7]やるべき事が少しずつ実感できてきた

昨日は7回目のセッションでした。開始当初は1.5時間のセッションに気力と体力の全てを使い切り、セッションが終了するとともに午前中にも関わらず寝落ちしてしまう状態でしたが、当時と比べると随分とこの環境に慣れてきたように感じます

毎回冒頭に行う英語でのフリートーク、今日は話の流れから学生時代の部活の話へと話題が広がっていき、最終的に「私たちの試合をいつもビデオ撮影しにくる知らないおじさんがいた」というホラーな話題へと転換して行きました。

この時、私のあたまの中ではこんな作業をしていた訳です
 ・十何年前の遠い記憶を脳から呼び出しつつ
 ・それを伝える英文を作成し
 ・単語が見つからなければ別の表現を探す

セッション開始当初は、「ふさわしい言葉」にこだわっていたところもあり、言葉を紡いで行くのが本当に大変でした。ピッタリな単語を探しながら学生時代の記憶を同時進行で引っ張り出してくるなんて、きっとできなかったと思います。セッションを始めてまだ1.5ヶ月ですが、「2軍・3軍の言葉でも発信する」をOKとした事で少しずつ、本当に少しずつですが「話題」にも意識を持っていけるようになったように感じます。

実際、今回のトークでも2軍的な言い回しをたくさん使いましたが、コーチからは「意味は取れるから問題ない」とのFBをいただきました。そもそも自分が「正しい」と思う単語や言い回しがネイティブ的にも本当に正しいものかどうかなんて分かりません。それであれば「クオリティの追求」なんて生みの苦しみの元にしかならないですし、自分で意識的に壊して行かなければ、と実感しました。

そんなフリートークとその振り返りの中では、こんな気づきがありました。
 ・品詞で迷う(各単語の品詞が瞬時に判別できない)
 ・リーディングで意味を取れる単語でもスピーキングで発音できない

これらの手当てに向けてコーチと行ったことは、シンプルに「辞書でちゃんと調べる」でした。ある単語を調べたら、ついでに以下の作業もやっておく、という事です。
 ・他の品詞のスペルを確認する
 ・例文に目を通す
 ・例文を作ってみる
 ・発音・アクセントを確認する

その場しのぎで意味だけ拾っても、結局また別のタイミングで品詞を確認したり、読み方を確認したり、という場面はやってきます。また、何となく覚えていた単語でも、正しい発音が分からなくて口にできない、という事もよくあります。結局、革新的な勉強法を色々試すより、地味で基礎的で面倒な事を丁寧にやっておく、積み重ねて行く、という事がやるべき事なんだな、と毎週フリートークを繰り返す中で実感とともに気づいてきました。

ちなみに、例文作成は感情が入る文章で作るとよりあたまに残りやすい、とのこと。「特定の誰かを思い出してcompetitiveで作文してみて」のお題に対して作った”She was very competitive on her work.” 「それそれ!その思い出してちょっと顔に出ちゃったその感じ!それもセットで覚えておいて」との事でした。

なるほど。確かに感情、特定のイメージを紐付けると記憶に残りやすいかも、、、。とても地味な事ではありますが、小さな工夫で少しずつ結果に変化が出て行くんですね。少なくともあの頃一緒に働いた彼女のおかげでcompetitiveはこのままあたまに残せそうです笑

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