嚥下内視鏡検査

当院には、嚥下造影検査(VF)、嚥下内視鏡検査(VE)がなく、経口摂取を開始するとき、食形態を変更するとき、 嚥下状態の確認は、主観的な評価しか行うことができませんでした。
しかし、稀に外来でVFを行っている病院に行って頂き検査を行うことはありました。しかし、患者さん、ご家族の負担も多く、なかなか多くの方を検査に促す事ができませんでした。

今回の診療報酬改訂で、摂食機能療法の対象疾患でなかった方が、VF、VE を実施し問題を認めれば算定できることになったので、歯科と連携を取ってVE を行う予定になりました。

なぜ、もっと早くにVE を実施することを検討しなかったのかと後悔しています。VE であれば当院に歯科が訪問診療することで、負担は大幅に減少し、客観的な評価が可能です。

まだ、歯科との打ち合わせも始まったばかりで、検査が行えるのいつになるの分からないですが、客観的な評価をもって少しでも、口から食べたい患者さんの希望に添えるようなリハを行っていこうと思います。

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