分報(times)はやめた方がいいのか

2024年3月13日 18:56

Slackの使い方についての話題。

Twitter一言書いて終わりにしようかと思ったんですけど、見るたびに論点が語り手によって微妙にズレてるので、これ以上ズレるのもアレなので、noteサクッと書こうかなと思いました。

発端？

「分報をやめた」という報告はちらほらありますけど、たぶん一番拡散してるのがこちらの記事。

記事の論点をまとめると、「分報チャンネルで仕事の話してしまうの良くないけど、ついやってしまうので、分報チャンネル自体をやめた」という話です。

分報チャンネルで盛り上がって、それがそのまま仕様になることは確かにあるので、あんま良くないですよねあれ。

この記事とは違う論点で、分報チャンネルが批判されてるのもTwitterだと見るので、まずは論点をまとめます。

個人の分報チャンネルはカジュアルに書けるので、チームチャンネルよりも軽い感じで話すことができて、場合によっては雑談からシームレスに仕事になったりします。

ただ分報って本来「見てもいいけど見なくてもいいよ」な場所なので、そこで重要な意思決定があると、「え、なんでそうなったの」となりがちです。

結局それを避けたいから、チームのみんなその分報をウォッチする、となるんですが、チームの人数分それやんの？とか、チームチャンネルでやるのが筋だよねとかあると思います。

分報書く時間・読む時間で、仕事時間と集中力が取られて、本来やるべきだった作業の生産性が下がるから分報はやめた、という人も見ました。

会社のSlackなのに雑談ばっかで、こんなんやる時間があったら仕事してよ、ということで分報をなくす動きもあるみたいです。

分報チャンネルの性質上、「なに言ってもいい場所」なので、愚痴や悪口が生まれるネガティブな場所になってて、良くなかったというツイートも見ました。

これに関しては、分報の問題なのかは疑問ですが……

これは分報のメリット。

新入社員に限らないかもですが、チームチャンネルで発言するのにハードル高く感じる人はいるので、そういう人には分報チャンネルいい仕組みだよね、というものです。

論点をまとめていると、分報ってそもそもなんだっけ、という気持ちになってきました。

「仕事の話するな」「悪口書くな」は普通に、分報チャンネルの使い方間違ってるだけ、という感じがします。

「思ったことを普通に書いてるといつの間にか仕事の話になっちゃう」という人は、仕事の話になった時点でチームチャンネルにシフトするといいと思います。

……と思うんですが、実際見てると、社内で影響力高い人の分報チャンネルって結構見られてて、チームチャンネルのメンバーいたりして、わざわざ同じ話をチームチャンネルに移すか？というと、まあしませんわな。

なので、この現象が気になる人はやっぱ分報を閉じるべきかなと思います。

Working Out Loudという考えがあって、それと分報チャンネルは相性がいいと思っています。

全部チームチャンネルでパブリックに話せよ、と言いますが、本気でみんながそれやり出したら相当流れが早くなって、情報の流れを追うのに疲弊するかと思います。

結局お前の意見はどうなのよと問われるなら、「状況による」「自分自身は全然使ってるよ」という意見です。

今の会社・今のチームでは普通に分報チャンネル使ってます。

僕の用途としては、主に雑談、作業ログ、メモです。

「分報じゃなくて、チームチャンネルでパブリックに！」というのは理想論としては僕も思うんですが、今の会社の感じだとちょっと合ってないかなとも感じます。

一個の判断基準として、「これ書きたいけど、チームチャンネルは対象が広すぎるんだよなあ」が増えてきたら、分報チャンネルつくればいい気がします。

逆に「これチームチャンネルで議論すべきだったのを、分報で盛り上がって決まっちゃったなあ」が増えてきたら、閉じた方がいいのかも。

以上が守れていれば、分報チャンネル使うのやめることはないんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょう。

（了）

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