iOSDC 2022に参加しました
参加したので、感想を書きます。
ふりかえれば4回目の参加
思い返してみると、今回で4回目の参加となります。
iOSDCへの参加回数=iOSエンジニアとしてのキャリア年数なので、今年でiOSエンジニアになって4年目ということになります。
しみじみしますね。
なんといっても今年の目玉は、オンラインとオフラインのハイブリット開催ということでしょう。
地味に参加した4回とも開催形式が少しずつ違くて、毎年「あれ、去年とここ違うんだ……」となってる気がします。
2021年は感想記事書くのをサボってたみたいで、2020年だけありました。この記事に2019年も内包されてます。
プロポーザルは不採択
今年はプロポーザルは出したんですが、不採択でした😭
ネタ的にはSwiftUIネタで、自分的には通るかなと思ってたんですが、タイムテーブル見るとSwiftUIネタめちゃくちゃあったので、テーマ自体が競争激しかったのかなと反省しました。
普通にめちゃくちゃ話したかったテーマだったので、記事として供養しました。
それぞれの年の違い
2019年はiOSエンジニアにキャリアチェンジしたばかりで、当時の会社の人の後について行って、登壇内容も何もわからん状態で、イベントの楽しいお祭り感と真逆の劣等感を抱いたような気がします。
2020年はオンライン開催になって、しかもダメ元で応募したプロポーザルが採択されて、登壇することになって、ちょっと舞い上がった感じでした。
2021年はプロポーザルも送らず、普通にオンライン参加だったのと、僕自身の開発スキルが上がってきて、登壇内容にもわかることが多くなって、なんか純粋にお祭りを楽しめたなって感じでした。
さて、今年について書きます。
現地開催は戻っても、まだお祭りは戻ってない
開催初日、西早稲田に行って、現地参戦しました。
ただ現地はちょっと微妙な感じがして、結局翌日からオンライン参戦に切り替えました。
これは別に運営が悪いとかじゃなくて、「ご時世」がすべてのことなので、早く世の中が感染症対策を確立させることを願うしかないんですが、やっぱリアル会場に制限が多いんですよね。
ビール飲んでワイワイしながら登壇を聞くイメージで会場に行ってたので、ホントにカンファレンスに出てるような感じがしました。いやiOSDC、カンファレンスなんで間違ってないんですけど。
ただ感染症対策無視で盛り上げ全振りで開催したら、それもそれで社会問題になると思うので、運営側もブレーキとアクセルが難しいんだろうなと思いました。
ハイブリット開催だと、現地勢とオンライン勢の盛り上がりが同期できない問題があると思ってたんですが、今回そもそも現地が割と静かめだったので、むしろオンライン参加のメリットが大きかったような印象です。
結論としては、現地開催は戻ったけれど、iOSエンジニアのお祭りイベントとしてのiOSDCはまだ戻ってないのかなと思いました。
ハイブリット開催の運営はマジで大変そうだった
ハイブリット開催、参加者としては恩恵デカかったんですが、運営は見てるだけでも大変なのが伝わってきました。
というのも、現地は現地の映像配信(ニコニコのコメントを流すため)・マイク音声があって、それは別にニコニコ生放送用の映像・音声配信があります。で、会場は5つあるので、5 x 2で音と映像を調整しなきゃいけないことになりますね。
2020、2021とオンラインのみの開催だったこともあって、まず現地の運営だけでも大変だろうに、しかもそれを5会場分配信しなきゃいけません。
これに加えて、登壇者が現地で登壇するケースと、ムービーを流すケースもあります。観測してたセッションだと、ムービーに切り替えるタイミングで結構トラブってたように見えます。
普通のセッションなら多少トラブってもご愛嬌ですが、LTだと時間的にもシビアなので、音量調整はマジで大変そうでした。
スタッフの方々、本当にありがとうございました。
感染症収束した後ってどうなるんだろう?
今回のハイブリット開催は特殊事情だったと思うんですが、仮に感染症収束したとしたら、未来はどうなるんでしょうね。ハイブリットが基本になる未来もあるんですかね?
ハイブリット開催については、「技術的には可能」というのはもう完全に立証されてると思っていて、あとは運営コストとか運営ノウハウとかの問題だと思います。あとどのぐらい将来的に需要があるのか。
現地:オンラインが7:3ぐらいがいいバランスかなあと思いますが、オンラインが1割とかだと、現場の運営コスト的に配信切らざるを得ない気はします。
なんてことを考えていたら、今回の現地:オンラインの比率は約5.1:6みたいでした。
ちょっと僕はこの辺について明確な意見がなくて、世の中の流れについていくだけですが、もしハイブリット開催が定着するなら、その黎明期に立ちあってるのかもしれません。
ちなみに運営の長谷川さんは、今後もオンラインはやっていく考えのようです。実際僕の周りでも、子供生まれたばっかの人なんかは、オンライン参加できることによって恩恵受けてるケースが散見されて、イベント開催サイドにも参加者数向上のメリットありそうです。
サブリミナルウホーイ
幕間でCM挟まるんですが、そこのサブリミナルウホーイさんがマジで面白かったです。
機材トラブル起きてバタバタしてる後ろで、これ流れてて、ただただ草でした。
ちなみにこのウホーイ人形が本体で、流暢に喋ってるイケメンはただ操られてるだけみたいですね。。。
まとめ
全体的には、去年と同じ感じで楽しむことができました。ビール飲みながらLTラッシュ見るのがやっぱ楽しいですねえ。
今年に関しては、ハイブリット開催が大変そうだなと思いました。
iOSエンジニアって、1つのプロダクトに対して、基本的には3〜5人ぐらい? が標準だと思うので、結構孤独な存在だと思うんですよね。なので、カンファレンスでわらわらiOSエンジニア集まって話す場があるというのは、やっぱ素直にいいなと思いました。
あと普段開発してると、どうして会社の目線になってくるので、カンファレンス参加中はフラットに開発者としての目で物事を見れて、同じiOSというプラットフォームでも全然違うことやってる人が話してるので、刺激になります。
来年はプロポーザル採択されるように頑張ります。
(了)