コンピュータミュージックとの出会い

今や、パソコンやタブレットで作曲したり、レコーディングするのが主流になっています。
しかし、10年前まではMTR(マルチトラックレコーダー)というハード機材が主流だったんですよ。

自分は大学で「コンピュータミュージック」(以降DTM)のゼミに所属していました。
高校生の時に友達のお兄ちゃんがMTRを使ってレコーディングをして、小さい画面に表示される時間の値を頼りにミキシング(音量調整などの編曲作業)をせっせとやっているのを見ていた自分としては、「パソコン上で視覚的に簡単に音楽制作ができる」というDTMにすぐに飛びつきました。

しかし、当時はDTMのゼミは3年生からしか無かったため、1年目は名古屋で活動していたロックバンドにドラムとして加入して、ライブハウスや他大学の学祭に出たりしてました。

そんな1年目の終わりに転機が訪れます。
コンピュータミュージックの講義の終わりに、ゼミの先生とお話をしていたら「ゼミに遊びにおいでよ」と言っていただけました。
さらに「コーラスサークルに指揮者として入ってよ」と誘っていただきました。コーラスサークルの話はまた次の機会にするとして、これで本来なら3年生からしか入れないゼミに2年生から参加することが決まったのです。

2年生となり、ゼミに参加するようになると、とある作曲ソフトと出会います。
Roland社の「SONAR」というDTMソフトです。
このソフトとの出会いにより、初めて「作曲」という世界に触れることになります。

さて、自分の作曲の才能はというと、、、

まったく才能がありませんでした(笑)

もともと音階が苦手で、音痴だった自分は作曲の才能が皆無でした・・・。
しかし、中学・高校の時に吹奏楽部パーカッション(打楽器)パート6年間やってきてたこともあり、ドラムやパーカッションの打ち込み(パソコンで音符を入力して作曲すること)は得意でした。

さて、そこから自分はどうしたのか。
諦めたのか、状況を打開できたのか。
それはまた、別の機会にお話しますね。

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