廃品回収の日

こども会

今じゃあんまり聞かないけど、昔は近所の子ども達が対象の「こども会」ってのがあった。
そんな活動的ではなかったのかもしれないが、記憶には結構残ってます。

ラジオ体操

夏休みのラジオ体操はこども会の管轄でした。
毎日、日替わりで大人が係となって公園でラジオ体操をする。
終わったら判子を押してもらい、全部溜まると最終日にジュースがもらえる。
たまにラジカセが壊れて、無音でやったこともあったなぁ。

旅行

こども会で行く旅行。
バスの中では中学生や小学校高学年の人がクイズ大会をしたりしてた。
自分はあんまり積極的に参加してなかったですが(笑)
どこへ行ったのかがまったく思い出せん・・・。
多分、三重だから・・・

志摩スペイン村やな!(笑)

え?鈴鹿サーキットじゃないのかって?
いやいや、町内会の旅行から何からスペイン村ばっかやったよ?(笑)
楽しかったかどうかは・・・ノーコメントで。

廃品回収

これの記憶が一番鮮明に残ってます。
缶や段ボールや本などを当日の朝に家の前に出しておくと、こども会の親が子どもと一緒に車などで回収する謎のイベント。
正直、ごみを捨てる日があるのにわざわざ開催する意味は大人になった今でもわかりません。

いつもならごみの集荷場に出すものが各家の前に並んでいる光景はどこか特別な感じがしてドキドキしていました。
そして親の運転する車でどんどんごみを回収していくのが非日常感を刺激しました。
集めたごみは分別し、大きなトラックに積み込んでごみ処理場へ運びます。

トラックを待つ時間が毎回1時間以上あり、集まった大量のごみの中で遊ぶのが定番でしたね。
高学年の子たちは捨てられた本や漫画を読んでいました。
自分にはよくわからなかったので、段ボールで遊んでた記憶があります。

トラックが運んで行ったら終了。
そう、終了です。
ジュースくらいはもらったかもしれません。
しかし、何とも地味な終わりだったことを覚えてます(笑)

自然消滅

そんな「こども会」は子供の減少により自然消滅しました。
自分が小学校3年生くらいだった気がします。
全く気が付かないうちに「あれ?こども会は?」みたいな感じです。
親から「無くなったよ。知らんかったん?」と言われました(笑)

今でも地域によってはこども会はあるようです。
廃品回収もやってるみたいですね。
あれって市とかから補助金みたいなのが出るんですかね?
少子化のあおりはあれど、近所の子たちと遊ぶのは悪いことじゃないと思います。
仲間って大切ですよ。

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