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2021年ベストアルバム





1. Aeon - God Ends Here


スウェーデン出身のデスメタル。9年ぶりとなる5thアルバムでMetal Blade Recordsよりリリース。
スウェーデン出身ですが、俗に言う"北欧デス"とうわけではなく、Morbid AngelやDeicide等のフロリダデスメタルやCannibal Corpseを彷彿とさせるアメリカのオールドスクールデスメタルを鳴らしています。約9年ぶりの今作でもそれは健在。更にシンフォニックな要素が散りばめられ、よりダークな世界観を深めています。デスメタル好きはもちろん、近年のブラッケンドデスコア好きにもオススメの1枚です。
メンバーは、2019年にギターのDaniel Dlimiが復帰し、ドラムにはDark FuneralのJanne Jalomaが加入しています。


2. Architects - For Those That Wish to Exist

UK出身の5人組。9thアルバムでEpitaph Recordsからリリース。
本作はこれまでのアグレッシブなメタルコア要素は控えめとなっています。全体的にオルタナティブメタルやインダストリアルメタル等の様々なジャンルがミックスされたサウンドで挑戦的なアルバムと感じました。また、Archirtectsと言えば「Blegh!!!」とフロントマンのSam Carterが曲中で吐き捨てるのがおなじみですが、今作ではそれがありません。なんだか吹っ切れたかんじがしますね。
正直、初めに聴いた時はあまり好みではありませんでしたが、12月に配信された本作のオーケストラライブ”For Those That Wish to Exist at Abbey Road”で印象がガラリと変わりました。今までのArchitectsに聴き慣れすぎていて感じていた違和感がなくなりました。配信は終了していますが、YouTubeの公式で”Animals”のオーケストラは聴くことができます。



3. As Everything Unfolds - Within Each Lies The Other

UK出身の女性ボーカルポストハードコア。Long Branch Recordsよりリリース。
これまでに2枚のEPを自主リリースしていて、本作が初のフルアルバムとなります。モダンなポストハードコアに華やかで叙情的なメロディを乗せたサウンドで、簡単にいうと現代風Paramore。エモーショナルなクリーンとスクリームを使い分けるVoのCharlie Rolfeの存在感はもちろん、しなやかな楽器隊も心地よく、切れ味鋭いリフが個人的にかなり好みでした。
最近では海外のメディアからネクストブレイク候補として取り上げられ、これからの活躍に期待です。


4. Between the Buried and Me - Colors II

アメリカ・ノースカロライナ州のプログレッシブメタル。10枚目のフルアルバムでSumerian Recordsよりリリース。
本作は2007年にリリースされたバンドの代表作である"Colors"の続編となります。Colorsの頃はプログレッシブメタルよりのメタルコア/マスコアというサウンドでしたが、今作はメタルコア/マスコアよりのプログレッシブメタルで、一周回って回帰している印象です。バンドは7thアルバムのComa Eclipticからプログレッシブメタルへシフトしておりプログレ的な美をより感じるようになりました。そこから培ったサウンドが今作でも活かされており、楽曲のクオリティをより高めています。 また、VoのTommy Rogersのクリーンが多彩になったことも楽曲の表現をより豊かにしていると感じます。
まだColorsを聴いたことがない人もしっかり楽しめる内容で素晴らしい1枚です。


5. Bound in Fear - Penance

UK出身のダウンテンポ/ビートダウンデスコア。2ndアルバムでUnique Leader Recordsよりリリース。
今作は今年リリースのEP”eternal”に続いて鬱、虐待、怒りがテーマになっています。重いテーマであるため、全体的に禍々しさが漂っています。
過去作も聴いてきましたが、これまで以上にヘビィと感じました。魅力的に感じたのはダウンテンポデスコアとダークな電子音の組み合わせでより重苦しい雰囲気を作り出しているところです。その例が5曲目”I Still Dream of the End”。感情的な重苦しさと音の重苦しさを同時に表現している点が今作の聞きどころだなと思います。
BodysnatcherやPaleface、Distant等のダウンテンポ系好きにおすすめな1枚です。



6. Brand of Sacrifice - Lifeblood

カナダ出身のテクニカルデスコアの2ndアルバムで自主リリース。
2018年にex-The Afterimageのメンバーで結成されたバンドで、ダークファンタジー漫画ベルセルクを題材とした曲が特徴です。バンド名もベルセルクの生贄の烙印から来ています。最近では見なくなりましたが、バンドのロゴに烙印のマークを使用していたのが印象に残っています。
サウンドはテクニカルでエクリストリームなモダンデスコアに神聖なシンフォニック要素を融合させたスタイルで、今作では更にスケールの拡大したダイナミクスな作風となっています。楽器隊の演奏力、VoのKyle Andersonのスクリーム、全てがハイレベルです。
最近ではDying FetusやChelsea Grinのツアーに帯同しており、20年代最重要デスコアとして注目バンドの1つです。まさかThe Afterimageより有名になるとは予想できませんでした。


7. Cannibal Corpse - Violence Unimagined

アメリカ出身のデスメタル。15thアルバムでMetal Blade Recordsからリリース。
デスメタル界を牽引してきたCannibal Corpseの約3年ぶりのアルバムです。今作から2018年に強盗及び公務執行妨害で逮捕されバンドを解雇になったPat O'Brienに変わり、これまでプロデューサーとしてバンドに関与してきたErik Rutan(ex-Morbid Angel/Hate Eternal)が加入しています。かといって特に大きな変化はなくいつも通りのCannibal Corpseです。少し感じられたのは前作”Red Before Black”よりスラッシュ寄りになったかなというくらい。
後期Cannibal Corpseの名盤として評価の高い10thアルバム”Kill”とも肩を並べるくらいの良盤と感じます。



8. Carcass - Torn Arteries

UK出身のデスメタル。7thアルバムでNuclear Blastよりリリース。
本作はコロナの影響で1年以上延期されています。昨年にはアルバムに含まれなかった楽曲を収録したEP”Despicable”をリリース。流行りに乗った邦題が話題になりましたね。
巷ではCarcassはメロディックデスメタルの祖として言われていますが、そのサウンドはメロデスぽくもなく、かといってデスラッシュぽくもない、Carcass以外の何物でもありません。
そんな個性全開のCarcassが送る本作ですが、全体的に前作”Surgical Steel”より控えめな印象です。ミドルテンポの曲が多めで4thアルバム”Heartwork”のような疾走メロディを期待していると肩透かしになるかもしれません。しかし、独自性や個性は存分に楽しめる1枚だと思います。圧倒的メロディセンスと独特の禍々しさが漂っていて個人的にはかなり好みでした。
日本のサブスクではアルバム曲を全て聴くことができないため、CDを買うことを勧めます。


9. Caskets - Lost Souls

UK出身のポストハードコア。1stアルバムでSharpTone Recordsよりリリース。
自主リリースされたデビューEP”Ghost Like You”で注目を集め、YouTubeチャンネルDreamboundでEP収録曲(CD限定)のFalling Apartsの再生回数がミリオン超を果たしています。
そんな彼らが今年SharpTone Recordsと契約を結びリリースされた本作。これまでの独自のエモーショナルさとメタリックさの塩梅はそのまま。そして、今作でもVoのMattの圧倒的歌唱力が輝いています。オシャレで且つハイトーンエモーショナルなサウンドは同郷のHolding Absenceにも通じるものがあり、これから更に伸びてきそうな予感がしますね。来年にはDayseekerのUSツアーに帯同し、USデビューを果たします。
元々はCaptivesとして活動していましたが、今年3月に同名バンドの主張により改名をしました。


10. Chunk! No Captain Chunk! - Gone Are The Good Days

フランス出身のポップパンク/イージーコア。4thアルバムでFearless Recordsからリリース。
A Day To RememberやFour Year Strong等と並びポップパンクとハードコアの融合形態”イージーコア”を発展させてきた彼らですが、2016年に活動休止。しかし、昨年にFearless Recordsのイベント”Fearless At Home”で新譜を制作していることが発表され、電撃復活しました。
復活後の今作はアグレッシブさはやや控えめに感じるものの夏を感じるイージーコアスタイルは健在。また、8弦ギターが導入されており、新しい一面も感じることができます。8弦でチャグるポップパンクは新しいですね。


11. Darko US - Darko

2020年4月に始動したTom Barber(Chelsea Grin)とJosh Miller(Spire/ex-Emmure)によるプロジェクトの1stアルバム。
昨年にデビューEP”Pt.1 Dethmask”をリリースし、それ以降ハイペースで楽曲制作をしリリースしています。
サウンドは流行りのニューメタルコアとデスコアを融合させたスタイルでカオティックで且つエクストリーム。しかし、今作はそれだけではなく、他界したJoshの祖母へ向けて作られた”Donna”、SpiritboxのCourtneyとKingdom of GiantsのJonnyをゲストに迎えた叙情系の”Daniel”といったバラエティ豊かな内容となっています。
アルバムリリース後も直ぐに新曲の制作に取り組んでおり、来年も多くの楽曲を聴けそうで楽しみです。


12. Dying Wish - Fragments of a Bitter Memory

アメリカ・オレゴン州出身のメタルコア。1stアルバムでSharpTone Recordsからリリース。
00年代のメタルコアやハードコアを彷彿とさせるリバイバルサウンドが特徴的なバンドですが、今作でもパワフルで且つ切れ味鋭いメタリックなリフと叙情的なリフで懐かしさを感じることができます。また、スクリーモ的なエモーショナルさも感じされ、00年代の良さが詰まった1枚と感じました。
ローチューニングで攻めるメタルコアが多い現代で、リバイバルサウンドで勝負してくるあたり好感度が高いです。
Killswitch EngageやDarkest Hour等のメタルコア、SanctionやBoundaries等のハードコア好きにおすすめです。


13. ERRA - ERRA

アメリカ・アラバマ出身のプログレッシブメタルコア。5thアルバムでUNFDよりリリース。
今作はSumerian RecordsからUNFDに移籍してのリリースとなります。大まかなサウンドは前作”Neon”の延長ですが、これまでにはなかったToolぽいプログレッシブメタル要素が追加されたり、更には電子音の使い方も新しいです。3曲目”Divisionary”のアウトロがまさにそれです。キャリア10年超の彼らですが、過去最高傑作ではないでしょうか。
これまでのERRAを引き継ぎつつ、新しさも楽しむことができる近年のプログレッシブメタルコア屈指の名盤と感じました。


14. Holding Absence - The Greatest Mistake of My Life


UK出身のポストハードコア。2ndアルバムでSharpTone Recordsよりリリース。
前作から約2年ぶりのリリースとなる今作ですが、サウンドは全体的にメロディ重視の路線になっています。前作の叙情的な浮遊感やや薄れているものの、ダイナミックで且つ表現力が豊かになっている点が魅力的に感じました。ここまで美しいメロディとスケールの大きい展開のポストハードコアは珍しいと思います。
来年にはYou Me At SixやFuneral For A Friendとのツアーを帯同し、そしてDayseekerのUSツアーでUSデビューを果たします。これから、更に大きいバンドへと成長していきそうな予感がしますね。


15. Ice Nine Kills - Welcome To Horrorwood: The Silver Scream 2

アメリカ・マサチューセッツ州出身のメタルコア。6枚目のフルアルバムでFearless Recordsよりリリース。
今作は前作"The Silver Scream"の続編で各楽曲がホラー映画のオマージュとなっています。作風も前作と同様に各ホラー映画の雰囲気を持ったシアトリカルなメタルコアです。Billboard 200では過去最高の18位を獲得しています。ゲストにはJacoby Shaddix(Papa Roach)、Corpsegrinder(Cannibal Corpse)、Brandon Saller(Atreyu)、Ryan Kirby(Fit For A King)、Buddy Nielsen(Senses Fail)。
バンドは前進バンド含め20年超でこれまでにスカパンクやエモ、スクリーモ等様々なジャンルを追求してきた彼らですが、4thアルバムのEvery Trick in the Bookから"文芸作品とメタルコア"の融合という新しいアイデンティティを獲得しシーンにその名を轟かせました。今作では更に追求しており、より映画の雰囲気を味わうことができます。音楽で映画をここまで表現できるのかと衝撃を受ける1枚です。映画を視聴してから聴くと捉え方が変わります。
メンバーは、2019年に脱退したGtのJustin DeBlieckに変わりex-As Blood Runs BlackのDan Sugarmanが加入しています。


16. Imminence - Heaven in Hiding

スウェーデン出身のメタルコア。4thアルバムでArising Empireよりリリース。
正直このバンドは2ndアルバム”This Is Goodbye”まではありがちなサウンドであまり好きではありませんでした。しかし、前作”Turn The Light On”から”バイオリンとメタルコア”の融合という新しさとそのサウンドの壮大さで考えがひっくり返りました。今作では更にスケールアップしており、そのバイオリンの美しい旋律と重厚なメタルコアに魅了されました。唯一無二でセンスの塊です。
個人的には過去最高傑作だと感じます。完成度が非常に高いです。


17. Petroglyphs - Into the Aether

アメリカ・サクラメント出身のプログレッシブメタルコア。2ndアルバムで自主リリース。
アンビエント系プログレッシブメタルコアのニューカマーでDjent好き界隈の間で知れ渡っていた彼らですが、今作でもそのサウンドは健在。綺麗なメロディと浮遊感、そして透き通るようなクリーンが彼らの魅力です。また、アートワークの雰囲気も曲とマッチしていてまるで心が浄化されるような気分になります。美しい旋律と浮遊感に魅力されること間違いなし。
アンビエント系のお手本的な内容でInvent Animateや初期ERRA好きにおすすめの1枚です。


18. Phinehas - The Fire Itself 

アメリカ・カリフォルニア出身のメタルコア。5thアルバムでSolid State Recordsからリリース。
前作”Dark Flag”から約4年ぶりとなります。その4年の間でGtのDaniel GaileyはFit For A Kingに加入しています。
そんな今作ですが、サウンドはこれまでと変わらずの北欧メロディックデスメタル由来のメタルコアスタイル。更に、7弦を導入しており近年のローチューニングのアグレッシブさが滲み出ています。そういったところも前作から進化した点ですね。
メタルコアを突き詰め続けてきた彼らのこの傑作を聴けば、忘れかけていたメタルコアを思い出すことができるはず。近年メタルコア屈指の名盤です。



19. SeeYouSpaceCowboy - The Romance Of Affliction

アメリカ・カリフォルニア出身のポストハードコア。2ndアルバムでPure Noise Recordsからリリース。
前作”The Correlation Between Entrance and Exit Wounds”ではエモバイオレンスぽいサウンドでしたが、今作では正統派なスクリーモを鳴らしています。懐かしいあの頃のMySpaceスクリーモな仕上がりでグッとくる人も多いのではないでしょうか。
因みにVoのConnie SgarbossaとGtのEthan Sgarbossaは元々”Flowers Taped To Pens”というエモバンドやっていました。
初期ConfideやDrop Dead, Gorgeous等の00年代スクリーモ好きにおすすめです。


20. Spiritbox - Eternal Blue

カナダ出身のプログレッシブメタルコア。デビューアルバムでRise Records/Pale Chordからリリース。
ex-IwrestledabearonceのCourtney LaPlanteとMike Stringerの夫婦を中心に結成されたバンドです。
Iwrestledabearonce時代では生活費も稼ぐことがままならない辛い状況だったそうで、更には確立されたバンドに加入したことで自分等のやりたい音楽ができないということに不満も持っていたそうです。そのため、"やりたい音楽を作りたい"ということで結成されたバンドがこのSpiritboxです。
サウンドはカオティックなIwrestledabearonceとは大きく異なり、エモーショナルなプログレッシブメタルコアスタイル。Djentやポストメタル、オルタナティブ等の様々なジャンルを吸収した幅広い音楽性とVoのCourtneyの強烈なスクリームとエモーショナルなクリーンが最大の魅力です。
結成時から注目されていましたが、昨年にRise Recordsと契約と果たし爆発的にヒットをし、本作はBillboard 200で13位を獲得。また、今年はLimp Bizkitとツアーを周り、来年にはUnderoathやBMTHのフェス等のツアーやフェスへの出演が予定されています。今1番勢いのあるメタルコアバンドと言っても過言ではないです。



21. Tombstoner - Victims of Vile Torture

アメリカ・ニューヨーク出身のデスメタル。1stアルバムでRedefining Darkness Recordsからリリース。
2019年に結成されたデスメタルのニューカマーで昨年にデビューEP”Descent to Madness”をリリースしています。
サウンドはデスメタルにスラッシュとハードコアを取り入れたスタイルでVenom Prisonに近いものを感じます。軸となっているデスメタルは昔ながらのオールドスクール。また、地元のニューヨークハードコア(MerauderやAll Out War等)を感じる要素も多々あり、デスメタル好きからハードコア好きまでおすすめできる1枚と感じました。


22. Trivium - In The Court Of The Dragon

アメリカ・フロリダ出身の4人組。Roadrunner Recordsからリリース。
前作”What the Dead Men Say”から約1年半というハイペースでリリースされた今作は、記念すべき10枚ということで、これまでTriviumが培ってきたスラッシュ、メロディックデス、メタルコア、プログレッシブを凝縮させた仕上がりです。
また、歌詞は神話をテーマにしており、アートワークもそれに基づいています。フロントマンのMatt Heafy曰く、初めは北欧神話のトールとラグナロクについて書いていたようですが、これらは他のバンドも既に書いている内容なので、自分達が作り出した神話というオリジナルストーリーにしたそうです。
“Triviumとは”という質問に対しての答えが全て詰まっているアルバムで個人的には最高傑作と感じました。


23. Volumes - Happier?

アメリカ・カリフォルニア出身のプログレッシブメタルコア。4thアルバムでFearless Recordsからリリース。
今作は2015年に脱退したMichael Barrが復帰後、初のアルバムとなります。サウンドはMichael Barr在籍時代のVolumesサウンドに回帰しています。更にこれまでにはなかったバラード調でメロディックな曲もあり、新しい一面も感じられます。
プロデューサーには元メンバーで過去作のThe Concept Of DreamingとViaのプロデューサーも担当したDaniel Schwartzを起用。初期のサウンドが感じられる要因はこれだと思います。因みにDanielはSpiritboxの新譜のプロデューサーも担当しています。
Diego Fariasの急逝、Gus Fariasの脱退と数々の苦難を乗り越え、そして様々な想いが詰まった今作。心を打たれます。


24. Whitechapel - Kin

アメリカ・テネシー州出身のデスコア。8thアルバムでMetal Blade Recordsからリリース。
前作”The Valley”でプログレッシブメタルを取り込んだスタイルで話題になりましたが、今作でもそれを引き継いでいます。しかし、前作にあったニューメタル的アプローチは減り、プログレッシブメタル要素がより濃くなっています。初期Opethのような壮大なスケールのプログレッシブデスを感じました。もはやデスコアというよりプログレッシブデスメタルです。
これまでオールドスクールデスメタルにハードコアを織り交ぜたドロドロの初期デスコアスタイルからニューメタル要素やクリーンを取り入れたりと、独自のサウンドを追求してきた彼らですが、今作で化けたと思います。
メンバーには、今作にも関与したAlex Rüdinger(Good Tiger/Conquering Dystopia)を加入しましたが、今年12月に脱退しています。










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