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コント「密着ドキュメント」

とある高級マンションの一室。
部屋から出ていこうとする女と、それを引き留めようとする男。
その姿を密着ディレクターがカメラで撮っている。

男「いや、ちょっと待ってくれよ!これで終わりだなんて嘘だろ!?」
女「あー、すいません、もう終わりです。」
男「俺達の仲はこんなものかよ!?」
女「全てはあなたの責任ですから!大ぼら吹きだとは思ってましたが、ここまで来るともう限界です!」
男「だから浮気じゃないって言ったろ!?」
女「はあ?まだ信じろっておっしゃるんですか!?証拠があれだけ揃ってるのに!?」
男「俺は本物と認めてないから!」
女「へえー、そうですか、見苦しいですね。『ごめん』ぐらいは欲しかったですけど!」
男「それは最初にちゃんと言ったろ!?」
女「上辺の言葉は伝わりません!」
男「いや、だからさ…。」
女「新幹線の時間があるので!じゃあ、さよなら!」
男「おい、待ってくれ…!」

女、出ていく。
扉が閉まる。
男、頭をかきむしり、溜め息をついてうなだれる。
そこにディレクターがカメラでグッと迫って…。

ディレクター「…プロフェッショナルとは?」
男「…今!?」

サポートを頂けるような物は書けていませんが…。