リスキリング、リカレントは古い。 「不真面目なことを真面目にしよう」

リスキリング、リカレントは古い。
「不真面目なことを真面目にしよう」
これが、ルネッサンスだ。
言われたことを正解としていままでやるのが、真面目に生きることだった。そこで、分業とサイロ化が進んだ。大量生産がその答えだった。今はこうした答えが間違っていることがわかる。
真面目なことを真面目にやるという大量生産型が間違っていることが分かった。カソリックが否定された時にイタリアがやったことは、ローマのアイデアをどんどん取り入れて、チャレンジを生んだことだ。ローマそのものではなく、ローマ的なことを取り入れて、科学的に入れこんだ。
今必要なのは、サイロ化、分業化した機械的な生き方にノーを突き付けて、かつ、科学に対してイエスとしたうえでの生き方だ。顧客に言われたことを正解とする時代は終わった。
顧客が見つからない本来的な顧客の幸せを生み出し、自らの幸せと社会の幸せを一緒に生み出すのが、ルネッサンスだ。感情の科学か包摂化と言っても良い。
感情の科学包摂化においては、エンターテイメントが鍵になる。それはエンターテイメント産業を育てることではない。感情の仕様を理解し、①快楽、②意味付け、③没頭を要素として、それぞれの仕事にインストールすることだ。
自分事化するだけで、今まで20%しか出せなかった力がいつの間にか120%出せるようになる。力は120%出せるのに、体力は過去の80%で十分な出力で足りる形が望ましい。そうした制約の中で①②③を満たしたとき、人間の生き方は変わる、ルネサンスだ。
不真面目に(つまり言われたことではなく、真摯に人間の幸せを自分なりに考えて)真面目に生きる時代であることは、過去との決別を意味する。答えを見つけるのではなく、答えにする時代に変化している。

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