ベーター版 指数関数成長組織デューデリに対応させていただきます。 DXその31 人間は簡単に考えを整理できるものではない。
0.やること
指数関数成長組織デューデリにより、無駄に考える時間を減らすこと、集中することに対応します。
皆が集中できれば、余計なぜい肉が減るわけですので、指数関数的な成長を遂げやすいというロジックです。
ファンダーの迷いを無くしていけばそれだけぜい肉は減っていきます。
1.やらないこと
マーケットの選定は最も大事ですが、創業者時代からマーケットの選定を確信もってされている以上コメントは不要と思います。
成長が不要で、今のままで良い、又は、グローバルまで出る気がない会社などはやりません。
経営者及びその他のメンバーのメンタルが壊れる仕組みに寄与するつもりはありませんので、そのエリアもやりません。
あくまで第三者の目で見ることで、自らの気づきを得る目的でお使いください。
2.なぜ自分がやるか
自分の強みは、未来志向、学習欲、戦略性、着想、コミュニケーションです。
とすると、戦略性に軸を置いた方が良いということになります。
幣事務所の3つの柱は、①DX(デジタルトランスフォーメーション)、②ベンチャー、③Global Hub(グローバルハブ)です。3つの要素がなく、今の時代で指数関数的な成長は望めず、デューデリをする必要性もありません。
実績等でも、上場間近なもの、上場会社、スタートアップなど様々な段階でメンター、法務戦略などを組み立てており、労働、知財、企業法務、独禁、消費者法など幅広くみる(必要に応じて提携先と対応)ことができるので、戦略と法務をつなげやすいと理解したからです。
修羅場の点においても、国内外において、様々な修羅場を体験してきました。20人以上の人間にたいして退職勧奨を連続で行ったり、倒産する予定の会社の補助をしたり、詐欺その他の犯罪行為をする社員と対峙したり、最悪の事態を予測して動くことについては、自分が得意(嫌とは思わないエリア)と感じています。
やらないことを決めるという意味では、些末なデューデリはせず、あくまでも大枠に従ったデューデリをし、指数関数的な成長を促す法務になるように尽力します。数値化から、軸に近づけるモデルにする予定です。
3.単にやるべきことにやる
以上の記載の通り、指数関数的な成長を遂げるには、①良いプロダクトの作成をする、②顧客との対話、③寝る、④食事、⑤運動と、仕事においては①②の「自らのプロダクト」と「顧客との関係性」だけにこだわることが必要です。
単にやるべきことをやらず、マイナスになること、プラスにもマイナスにもならないことをやるので、成長しないモデルになるのです。ここは自戒を込めてそのように思います。
経営者自身が指数関数的な成長をしても、会社は伸びません。会社は、社員がやるべきことに集中して、成長するモデルだから、指数関数的な成長を遂げるのです。自分の成長×社員の成長×集中力が指数関数になるわけです。勿論、そこに市場がなければ伸びるものも伸びません。
やるべきことを散漫にすると、成長もしませんし、集中力も落ちるので、指数関数的な伸びもありません。争いを避けるあまり、集中できない環境もあります。
経営者がやるべきということについて、実行ができない環境もあります。経営者には沢山の誘惑があり、集中できない環境にあります。編集者になるという仕事であっても、思い入れがありすぎて、客観視できない場合も沢山あります。本来こうであるべきなのにを繰り返すことで、精神を病む場合もあります。
集中力を切らしたとき、それが経営者にとっては命取りになることもあります。
4.なにをやるか(戦略の際立だせ、その実行のシステムをシンプルに整える)
①戦略の整理
経営者の仕事は、仕事を作ることと誤解するかもしれません。しかし、やらないことを増やすことと、自分がいなくても回る社会をつくることです。
どうしたら自分がいなくても自動的に会社がまわるかを検討し、戦略を整理する必要があります。ずっと、COOと類似していることをしている限り、視野が狭くなり、外部に目が向かない状況になります。
自分を戦術の道具として扱うのではなく、自分がいなくても広がるイメージを強く持てるように、整理する必要があります。
②マーケティング・営業(ブランディング)
マーケティング営業においては、なぜこうした施策が必要か一つ一つ説明できるものでなければなりません。そして社会的に許容できるレベルで、法務コストがかからないようにしておく必要があります。
マーケティング、営業でクローズしても、カスタマーサクセスで苦労するような期待値の不一致は混乱を呼び、コストがかかります。適正なそして誰でもマーケティング・営業ができるようなトークスクリプトを考え、デリバリーやカスタマーサクセス段階で無理がないように顧客を仕訳けていかなければなりません。
シンプルにそのあたりに集中し、見込み発注、その他施策に不要なことをできるだけ避け、透明化しても問題ない状況をイメージできるようにする必要があります。
消費者法、独禁法その他チェックし、できるだけトラブル回避しつつ、集中するべきところにリスク配分をしていきます。何に集中するかを考えていけばどこにリスクを傾注するかもわかってきます。
③インターブランディング、雇用、採用(コア)
コアになるのは、優秀な人材です。優秀な人材とは自らの価値と会社の価値が一致しており、自らのプロダクト(他のメンバー)に対して尊敬の念をもっている人のことを言います。
そのためには、できるだけ初期の段階から自分の会社とフィットしない候補者を採用しない仕組みを作る必要があります。「①良いプロダクトの作成をする、②顧客との対話、③寝る、④食事、⑤運動と、仕事においては①②の「自らのプロダクト」と「顧客との関係性」だけにこだわることが必要」なところ、かかるフィットしない候補者を採用することで苦痛が増します。それが増えることで組織崩壊が始まります。
採用段階、初期のオンボーディング、それからエンディングに至るまで、体系だって作りこむことで、カルチャーが作られます。
④アライアンス
たとえ経営者が優れていても、すべてをすることは不可能です。特に説明コストが高いプロダクトの場合、他の企業からリファーラルを受けた方が早期に顧客を獲得することも可能だったりします。
顧客リストさえそろっていれば、たとえ困難な状況であっても救いあげる会社はあります。それが逆に良いプロダクトであってもそれを理解する人がいなければ、アクハイヤー(雇用のためのバイアウト)しか手法はありません。
社会にステークを作ること、これができれば継続的に存在する価値が発生します。
経営者が思う戦略とそれらアライアンスが一致するのかの確認をとらせていただきます。
アライアンス(ステークを持つこと)として以下の分類があります。
①購入してもらう
②場所を提供してもらう
③POCその他共同研究をする機会をもつ
④営業その他のリソースを共有して自らの弱点を補う仕組みを作る
⑤資本提携などする
⑥買収などをする
日本の少子化による労働力の減少を踏まえると、①から⑥について如何にスムーズに関係を構築するかを精緻に考えて、対応することが望まれます。グローバルハブの一つの基本はアライアンスによるものと考えております。
⑤資産(知財その他のアセット)
遊休資産を持ちすぎない、ぜい肉を持ちすぎないことがアジャイルで動くために必要です。常に整理をして、使える状況にする必要があります。持ちすぎることで、安心し守りに入るカルチャーができてしまうと、指数関数的な成長を妨げます。使わない場所はオープンソースとして使うのか、譲渡するのか、考えておく必要があります。
勿論、キャッシュについては、不況の際に事業を伸長させるため体力をつけることは必要と認識しています。これに対して、どの事業を売るかについて、売り手市場のうちに販売しなければならないので、期限は自ずときまります。
⑥まとめ
すべてのルールは、守るためと考えるよりも、使用して成長するために使いこなすと考えておくと丁度良いです。今までのコンプライアンスはどうしても総花的になりがちで、コンサルタントの言いなりになってしまった部分もあります。コンサルタントからすれば、すべてに対応していたら言い訳が成り立ちますので、そのように対応する傾向があります。
省略(余白)に意味がある今、何を省くのかを一緒に考えるデューデリをすることは意味があるのではないかという仮説のもと、指数関数成長組織デューデリをすることとしました。詳細は以下のコンタクトでお問い合わせください。
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