ファクトフルネス③

6.パターン化本能
 ⇒分類を疑おう。
  同じ集団の中にある違い、違う集団のあいだの共通項、違う集団のあいだの違いを探そう。
  「過半数」に気をつけよう。
  変なこと理解できないことの背景を考えよう。
  【ひとつの集団のパターンを根拠に物事が説明されていたら、それに気づくこと】

7.宿命本能
 ⇒ゆっくりとした変化でも変化していることを心に留めよう。
  小さな進歩を追いかけよう。
  知識をアップデートしよう。
  【いろいろなもの(人も、国も、宗教も、文かも)が変わらないように見えるのは、変化がゆっくりと少しずつ起きているからだと気づくこと】

8.単純化本能
 ⇒ひとつの知識がすべてに応用できないことを覚えよう。
  なんでもトンカチで叩くのではなく、さまざまな道具の入った工具箱を準備したほうがいい。
  自分の考え方を検証しよう。
  数字は大切だが、数字だけに頼ってはいけない。
  単純なものの見方と単純な答えには警戒しよう。
  【ひとつの視点だけでは世界を理解できないと知ること】

9.犯人捜し本能
 ⇒誰かを責めても問題は解決しないと肝に銘じよう。
  犯人ではなく原因を探そう。
  ヒーローではなく、社会を機能させている仕組みに目をむけよう。
  【誰かが見せしめとばかりに責められていたら、それに気づくこと】

10.焦り本能
 ⇒小さな一歩を重ねよう。
  深呼吸しよう。落ち着いて情報を集めよう。
  データにこだわろう。
  一見重要そうだが正確でないデータ、正確であっても重要でないデータには注意しよう。
  【「いますぐに決めなければならない」と感じたら、自分の焦りに気づくこと】

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