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いのっち

国指定重要文化財 猪形土製品 (愛称いのっち)を見るために、

青森県弘前市立博物館に行ってきました。

いのっちは、去年はパリに長期出張していたので、初めてお目にかかります。


いのっちは、1960年弘前市十腰内遺跡の発掘調査で出土。

全長18.0㎝ 高さ9.7㎝。顔や胴体に縄目文様あり。縄文後期のものだそう。

なんと愛らしい。ひづめとかお目めがたまらない。

縄文時代には、存在していたイノシシですが、こちら青森県では現在は絶滅扱いされていました。

しかし、ここ最近目撃情報が相次ぎ、来年度から絶滅扱いを見直す方針だそうです。温暖化のせいで北上した?


しかし、縄文文化に触れるたびに、絶対これはタイムリープか何かのなせる技のような気がするというか、江戸時代より身近に感じるというか、何言ってるかわからなくなりましたが、自分の意識の狭さを感じております。この長い長い時代の流れの中で、人間の生の短さというか、その短い生の中で、自分は何を見て生きているのだろうと思ったりして。


弘前市立博物館、企画展は「弘前ねぷた展」でした。

青森ねぶたとは、また趣きが違って、扇型のねぷた絵が見事でした。




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