結婚3年目を祝う“革”
結婚って、はじまりだ。
そう簡単にはじめられることではない。
だから、はじまった2人をお祝いする結婚式はある。それはそれは素晴らしい時間だ。後に始まる日常の中で、ふとしたときに蘇る大切な思い出となる。その素晴らしい経験を胸に抱えていれば、どんなことも乗り越えられるぞという勇気が湧いてくる。
だけど、2人の毎日はいつも幸せとは限らない。時には悲しいことも、ぶつかり合うこともある。それが心の中でちょっとした、傷となってしまったりすることもある。
3年も経つと、傷だらけかもしれない。
だけど傷の数だけ、強い絆が生まれている。
もっと深いところでお互いを理解しあっている、ありのままの2人。
そんな2人を祝うために、革婚式というものがある。
革婚式。
3年目の2人には、簡単には裂けない絆がある。
ちょっとした傷も味となり、2人ならではの色になる。
これからの年月を楽しむ2人はまるで革のよう。
そんな3年目に革小物を贈り合う、という慣わしがいつからかあるらしい。革を扱う僕らは、この慣わしをたくさんの人に知ってもらって、世の中のご夫婦が3年目という節目に革製品を贈りあって欲しいなと思った。
そこで、結婚3周年を迎える先輩夫婦に革小物を贈りあってもらい、それを記事にすることにした。
(以下のリンクが完成した記事ですが、もう少しだけ、僕の話を聞いていただけませんか?)
祝うことのプロフェッショナル
3年目を迎える先輩夫婦はどこかにいないかな〜、と考えたらすぐに "この人たちにやってもらいたい!!" というご夫婦が思いつきました。そして連絡を取ってみると快く引き受けていただけました。
僕らの結婚式をプロデュースしてくれた CRAZY.incで IWAIのプロデューサーをされている今泉素子さんと、旦那さんの友好さん。祝うことのプロフェッショナルである素子さんが輝いているのは、友好さんの存在がとても大きいということが、お2人と一緒にいるとわかります。友好さんの言動は、見習いたいことばかりです。
お話を伺っていると、素子さんの言葉にすごく刺さるものがありました。
その傷が、なんか可愛いなって思えたり、それも彼の一部だよねっていうふうに時間経って思えるのがここから先なのかな。傷の部分も含めてこれから先どうなっていくのかな、って未来まで見据えられるのが夫婦なのだと思うと、3年目がそれの始まりなのかなって思います。
毎日の生活にはほんのちょっとしたことで引っかかってしまうことがあるよねっていう話をしていて、それを革についてしまう傷に例えた話です。
お2人のそれぞれに違った相手への思いやりだったり、愛が感じられるお話を聞くことができて、こんなお2人に出会えてよかったなと心から思いました。
3年目の夫婦って、まさに革のようだな、革婚式を考えた人天才。
革婚式に限らず、夫婦の節目って大切だなと思います。
革婚式という節目に、革製品を。
いろんな革製品がありますが、どんな革を使っているのか、どんなところにこだわって作っている製品なのか。普段とは違う視点で選んでみてください。革は1つ1つ表情が違っています。夫婦というものが、その夫婦によって違うように、見た目が同じお財布でもカバンでも、全く同じものはないのです。
そして2人が、2人でいられることを祝いましょう。革のように硬く結びついた2人の絆を確かめ合いましょう。
僕ら夫婦の革婚式はどんな風に祝おうか、今から楽しみです。
最後に、
ご協力下さった友好さん、素子さん、ありがとうございました!
(素子さんがプロデュースしてくれた、僕たち夫婦の結婚式の話。)
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