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下書きたち2

追記:1年前もしくはそれ以上前に書かれたであろう日記たち。
'231001

〈Fなの?物理の法則なの?〉
電車の中、酔っ払った友達が隣で意識を飛ばしている間に読むFさんのストーリーが最高。
静かに興奮して鳥肌が立つ。ぞわぞわ。にやにや。
この人の言葉と友達の言葉が重なる。多分、悪いところ、を知っているからこそ、優しいところがある、というかなんというか。
逆があるからこそ何が善なのか分かる。そして本当は悪しか出さないことも可能なのに、他人の評価かかあるいは自己満足か、それか誰も救われないと分かっているのにしてしまう気持ち:惨めな優しさと呼べるものか。それらに突き動かされて、善さを演じる。
共存している。そして共依存している。
ひとつだけじゃダメなんだな。怖いから。

〈落ち着かないときは〉
私はここに帰ってくる。落ち着かない時はいつもここに帰ってくる。
本を読んで、ばんたんの音楽を聴いて。
先人たちの言葉が私を励まし、強くしてくれる。
magic shop を聴けば、日差しは強いけど清々しいトロントの夏を思い出す。
answer:love myself なら、トロントでのバイト終わりに、20分に一本しか来ないバスに乗って、ガタガタすごく揺られて、少しずつ家に近づいていく景色を思い出す。
いつも思う。「今日、もっと上手くできたんじゃないか」「明日は大丈夫だろうか」
でも今は大丈夫、少しずつ自分を分かってきた。次上手くやれば良い。
自分を人生の主人公として大事にしなくちゃいけない。
自分のことは、自分が一番大事にしてあげなくちゃいけない。

〈やっぱり本ってすごいし、新幹線はアゲ〉
仕事に忙殺されていた(定義による)のでさっさと退社してするりと実家に帰ったわけだ。
本は人の考え方を豊かにしてくれる。
新しいことを学べるって頭で分かってはいるんだけど、電車に乗るとどうしても景色と音楽をリンクさせたくなっちゃって読まないねえ。
そこを乗り越えて読んでしまうと、別世界が広がっている。
電車の中で本を読みながら、横を通り過ぎていく東海道新幹線を見るのは格別だね。東京行きたいな。lullaby for Tokyo city とか春を告げるとか、たまらないね。夜にビルの明かりを眺めながらね。
自分がいる場所を決めてるのは結局自分なので。
本当に嫌ならいくらでも逃げる手段がある。
でもそこから去ろうとしないのは何か理由があるからで、それを見つけるのもまた一興です。