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覚書。~花岡領太編~

初めまして、白濁(シロ)です。
最近は改まって自己紹介することも減ったので簡単に、
白濁と書いてシロと言います、「はくだく」でも、「しろ」でも振り向きます、よろしくお願いします。
早速、巷で流行っている『NORD沼落ちブログ』を書いてみたくなったので、拙い文章ですが楽しんでいただけると幸いです。
正直、ただのおたくの、言うなれば他人の好きになったきっかけなんて、人によっちゃ面白くないと思うので、暇つぶし程度に見ていただければ。
前置きが長くなりました、おたくの良くないところ出てる。

時は2018年

遡ること約5年前に開催された『ThankCUE FANMEETING 2018』(ファンミ)、私は12月8日の夜公演に参加していました。
大きな前提として、私は2011年の夏頃からNORDの事務所の大先輩である「TEAMNACS」さんのファンを細々とやっており、今では立派に安田さんのファンをやらせていただいております。
またいつかどこかで、そのあたりにも触れられると良いのですが。
話を戻して、念願の初ファンミに当選した私は、初めての北海道、初めてのファンミ、そして初めてのTEAMNACSに浮足立っていました。
しかし、この当時社会人2年目の私は職場の環境に慣れず、体調を崩すこともしばしば、気づけば休職することに。
11月から2か月休職することが決まった私、仕事に行けない事実と自分の心の弱さに疲弊していた日々でした。
そして心のどこかで「休んでいるくせに北海道に行っている場合じゃないよな」と。
母に胸の内を相談し、これまでの事、これからの事、そしてファンミも行くことを諦めようと思っている事を伝えました。
しかしながら母のリアクションは想像したものと違い、

『せっかくだから行ってきなさい、好きな場所で好きな人に会って、仕事のことなんか忘れて楽しんできなさいよ』

と、この母の言葉がなければファンミも諦め、北海道にも行ってませんでした。
母に背中を押され、多少の罪悪感を背負いながらいざ北海道の地に足を踏み入れます。この出来事が今後の人生に大きく影響してくるとはつゆ知らず。

いざ、ファンミへ

初めて一人で搭乗手続きを済ませ、初めて一人で飛行機に乗り、初めて一人で北海道へ、初めて尽くしの私のファンミはとにかく新鮮で、ワクワクした気持ちでいっぱいでした。
初めてのことだらけなので勝手もわからず、今考えればもう少しこうしたらよかったな~~と思うことも、しかしながらそんな経験も今振り返ると、大切な思い出だと感じます。
ファンミが始まり、食事の量に驚き、両隣の方も1人で参加されていて、きさくに話しかけてくださったこともあり、緊張していましたが時間になるまで楽しくお話しさせていただきました。
(余談ですが、お隣の方が昔私の地元の隣町に住んでおり、まさかの地元トークで盛り上がってしまいました。笑)
ステージが始まり、とにかくドキドキしながらカメラを構えて登場を待ちました。
このときNORDくんたちは会長と『僕=君・ハート♡キャッチ』を歌っていたのですが、すいません、会長しか見ていませんでした。笑

正直、アオタガイ学園が開催されたこと、新しいクループができたこと、くらいの認識しかなく、グループ名も名前も何人なのかも全く知りませんでした(ごめんね)
帰ってきてから確認した写真には鈴井会長を捉えたものばかり、ウケる。
洋と太星の『本日のスープ』は挨拶させてもらえない(配信音源参照)島くんに笑い、洋ちゃんとのハーモニーに驚いた記憶があります。
そして歌がおわり本編はNORDくんの参加は無かったため、次に現れたのはフォトセッションでした。
まあみなさんご想像の通り、、、撮ってませんよ。笑
しょうがないじゃん!!!!!!知らなかったんだもん!!!!!!こんな好きになると思ってなかったんだもん!!!!!!!!!!こちとらNACSさん撮るのに必死だったんだ!!!!!!!!!!!!

…すみません、取り乱しました。
少し戻りまして、フォトセッション前にファンミ恒例ツーショット撮影会がありました。
その撮影会、なんと、私…








の隣のお姉さんが当たって、戸次さんと撮ってました。私?当たるわけないじゃないですか。笑
その後、そのお姉さんに私の撮った写真を送りたいということで、ライン交換をすることに(積極的)
そしてフォトセッションを終え、最後の挨拶と歌も終え、いよいよドキドキハイタッチへ。
扉の向こうにCUEメンバーがいる、緊張しながらも一歩一歩進み、いざ参らん。
最初にお出迎えしてくれたのはNORDくんたちでした、
「(若いなー、かっこいいけどおんなじ顔に見えるなー)」なんて思いながら(失礼)進んでいくと、ハイタッチと言いながら手を握るメンズが、
それが、そう、
安保卓城だったのです。(後に知る)
興味のない(失礼)私は「(今のメンズアイドルはこうやってファンを獲得するのか、あざといな)」なんて冷静に失礼なことを考えていました。
その後数人とハイタッチし、NORD最後のメンバーとハイタッチしたとき、相手はハイタッチしている手(右手)とは反対の手(左手)を私の肘に添え触れてきたのです。




!!!!????!???!???????



もう脳内パニックです。
久しくメンズと触れ合っていなかった私ですので(聞いてない)
とにかく動揺し、触れることが許されている右手以外で、演者から触れるなんて、言語道断、不適切にもほどがある!!!!!!!!!!!
その後、NACSさんとの念願のハイタッチでしたが、あまりの出来事に心拍数が上がりきった私は、「しゅきです…」と安田さんの前で絞り出すのが精いっぱいで終わってしまいました、ほんと許さない。
(森崎さんや大泉さんがかがんで目をあわせてハイタッチしてくれたのがとても嬉しくて軽率に恋でした。)

全員とハイタッチが終わり、ガトキン泊の私はそのままホテルの部屋へ、何とも言えない高揚感とともにエレベーターに乗りました。
ホテルの部屋に戻り一番にしたことは、先ほどラインを交換したお姉さんへ

「NORDさん?の一番最後の人って名前分かりますか?」

あの不適切男子の特定です、お姉さんも詳しいわけではなかったけど名前は憶えていたので教えてくれました。

『NORDの一番最後の子は、花岡領太くんです!!』


花岡領太

花岡領太ね、覚えた、覚えたぞ。
名前がわかって満足した私は、その後寝る準備をして布団に潜り込みました。
正直その後は、ファンミの余韻と念願のNACSさんに会えたこと、そして北海道を堪能することに精一杯でNORDのことなんて一ミリも思い出しませんでした(おい)
そして帰りの飛行機の時間、あっという間だったな、また来たいななんて思いながら、最後にアイスを食べて時間をつぶしていた時にふと、

「(昨日のNORDくんYouTubeやってるって言ってたな)」

と思い出し、公式YouTubeチャンネルを調べました。
そのとき一番上にあったのが『忙しい僕らの聖夜』でした。
再生ボタンを押し、曲を聴き、メンバーの顔を見て思ったことは
「(パッと見、長崎さんがかっこいいかも)」でした。
初見は長崎さんかっこいい~と思っただけで終わり、その後YouTubeも閉じてしまいました。
これにて私の初ファンミが幕を閉じました。

ファンミのその後

無事にファンミを終え、帰宅。
帰ってから北海道のお土産と土産話をひたすら母に聞いてもらい、大満足で終えたことに母も喜んでいました。
ファンミから数週間、年の瀬も近づき、気づけば街はクリスマスムード一色でした。
復職を控えた私でしたが、やはり万全とは言えない体調に不安を覚えていました。
そんなとき、ほんとに何気なくNORDくんのYouTubeを思い出しました。
空港で一回見たきりで他は見ていないことに気づいた私は、一番最初にさかのぼり動画を見てみることに。
今思うとそれが運命の入り口だったのかもしれません。
まず見始めたのがみなさんご存じ『イヤホンガンガンゲーム
もうね、初見は腹ちぎれるかと思いましたよ。笑
その次に見たのが『歌詞乗っ取りゲーム
これが明確にNORDにハマったきっかけだと思います。
歌詞乗っ取りゲームで、J-POPの一節を歌うのですが、とにかく上手い。え、さっきまで下ネタで大喜びしてたのに、こんな歌うまいか?????と動揺するほど。
そこで、歌がうまいと気になったのが、かの有名な不適切男子ことメンヘラ製造機「花岡領太」さんでした。
そして、改めて『僕=君・ハート♡キャッチ』のMVを見るのですが、言葉では表現しがたいほど、元気が湧いてきて、勇気を貰える歌だと感じました。
ほかの楽曲も素敵なものばかりで、アオタガイ学園も全部見て、気づけば全身沼落ちです。笑
そしてそこで「好きだなあ、歌が聞きたいなあ、ライブに行きたいなあ」と漠然と考え、「元気にならなくちゃ」と思えました。
NORDがいたから、背中を押され、仕事も頑張ろうと思えたのです。
だから花岡領太がいなくなった今でも彼らを応援するのは、勝手ながら恩に感じている部分があるからなのです。
その後、抜け出せなくなるような出来事が起きるのはまた改めて。笑

さいごに

気づけば4,000文字近くの文章になっていましたが、これが私がNORDを知り、そして応援するに至った経緯です。
彼らに助けられ、引きずり上げてもらった過去があるからこそ、私から離れることはできないし、推しが辞めようともNORDというコンテンツに魅せられた私は、ファンであり続けたいのです。
NORDをきっかけに世界が広がり、たくさんの友人に恵まれ、素敵な出会いを重ねました。
いつも幸せをありがとう。
長く拙い文章でしたが、お読みいただきありがとうございました。

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