ギャンブラーの心理学①

今回はギャンブルの考え方について
お話させて頂きます。

私自身、射幸心に関わる仕事が専門です。

トレーディングカード界にもショップ、
個人のくじ、オリジナルパック(以下オリパ)
など勝ち負けが存在する商品が存在します。

必勝法はあるのか?
負けない買い方
ディーラーの話術
オリパ屋の儲け方

書きたいことは沢山あります^^

問題になりそうなことも多々ありますねw

特に揉める気もないので平和にいきましょう。

ちょこちょこギャンブル心理についても書いていきます!

■プロスペクト理論

プロスペクト(Prospect)は
見込み、予想、期待、を含めた
『先を見据える』意味があります。
そしてプロスペクト理論とは
行動経済学における現実的な理論です。

人は収益よりも損失の方に敏感に反応し、
収益が出ている場合は
損失回避的な利益確定を行い、
一方、損失が出ている場合は
それを取り返そうとして、
大きなリスクを取るような
判断を行いやすいとされている。

上記のような理論です。

簡単にいうと

得をした嬉しさよりも、
損をした時のガッカリ感を強く感じる

といった心理傾向が人には
備わっているということです。

■事例

2つのくじを引きます。
実際に自分が引くと思い引いてみてください。

①お金をもらえるくじ

A.100%の確率で8,000万円をもらえる
B.80%の確率で1億円もらえ、
 20%の確率で0円となる。

どちらも期待値は8,000万円です。


②お金を払うくじ

A.100%の確率で8,000万円を払う
B.80%の確率で1億円払い、
 20%の確率で0円となる。

こちらもどちらも期待値は-8,000万円です。

どうでしょうか?

①のくじではAを、
②のくじではBを選ぶ方が多いと
されています。

利益は8,000万円で確定させるのに
損失8,000万は確定させないのです。

損失がもたらす心理影響は、
利益の2倍以上だそうです。

私も②のくじはほぼ100%、Bを選びます!
嫌ですからw

あくまで統計から導いた傾向です。
安定志向の人や、リスク志向の人など、
当てはまらない人もいます。
現在の置かれている立場なども
関係するでしょう。

それだけ『損』をすることに人間は
敏感だということです。

損切も大事ですよ!

■まとめ

自分自身の『損』に対する感情と
向き合ってみましょう。

将来的に『得』に変わるのであれば
それは自己投資です。

『損』を極端に嫌うことは
更なる『損』に繋がる可能性もあります。

周りの環境を維持するために『損』をする人も
います。

『得』ばかりとっていても『損』に
繋がりますし、世の中は難しくできてますね。

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