娘の本棚から「ちいさなちいさな王様」
「ちいさなちいさな王様」という本を知ったのは、娘が幼稚園の頃。
その頃、とある細胞を発見したとして、一躍注目の的となった女性がいました。研究内容を超えて、身に着けているもの、乗っている車、あれやこれやとテレビで取り上げられている中で私の目に留まったのが、彼女が中学生のころに書いたという読書感想文でした。
読み上げられる感想文を聞いて、「有名になったら昔の作文まで読まれるのか」「ちょっと恥ずかしいな……いや、読まれて恥ずかしい作文しか書けない人は有名にはならないか」などの邪