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我が家の本棚から

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読書好きの子どもたちの本棚からたまに児童書や絵本を紹介します。
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#小説

娘の本棚から「オズの魔法使い」

昨日、朝の着替えを済ませた娘(小5)が 「あれー?おかーさーん、なんか短いわー」と言ってきました。 見ると、スカートの下に履いたレギンスから足首が10センチくらい見えてます。でも、それ最近買ったやつだし。それが一番長いやつだし。 「そういう長さのレギンスってことで履いていったら?」と言ってみたら採用してくれたようで、そのまま履いて登校していました笑 すくすく育っているようです。 そんな娘の本棚から本日紹介するのはこちら 「オズの魔法使い」 我が家にあるのは単行本なので

娘の本棚から「ちいさなちいさな王様」

「ちいさなちいさな王様」という本を知ったのは、娘が幼稚園の頃。 その頃、とある細胞を発見したとして、一躍注目の的となった女性がいました。研究内容を超えて、身に着けているもの、乗っている車、あれやこれやとテレビで取り上げられている中で私の目に留まったのが、彼女が中学生のころに書いたという読書感想文でした。 読み上げられる感想文を聞いて、「有名になったら昔の作文まで読まれるのか」「ちょっと恥ずかしいな……いや、読まれて恥ずかしい作文しか書けない人は有名にはならないか」などの邪

娘の本棚から「シャーロットのおくりもの」

クレヨンハウスのブッククラブで小5向けに届いた「シャーロットのおくりもの」 私も読んだことがなかったので、ちらっと覗いたときは、「豚のPちゃんと32人の小学生―命の授業900日」のような内容なのかと思いましたが、違いました。 そして、表紙に載っている女の子がシャーロットなのかと思いましたが、違いました。(ちゃんと読め) 事の始まりは、農場で生まれた子ブタのうち、一匹が小さく、今後も育たないだろう、ということで、殺されそうになるところから始まります。 その農場の娘ファーン