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【ボルダリング】 エイハブ船長の完登喜劇

【この記事の要約】
やっと終わった、達成感はほどほどに

三大クラシック

苦節6年、ようやくエイハブ船長を落とした。
小川山は指折り数えるほどしか行ったことがないのだけど
ボルダリングを初めて半年足らずで1番最初に行った外岩が「小川山」である。
当時室内ジムで3〜4級を打っていた自分にとって、三大クラシック課題という響きは心踊るものがあった。

初対面

初めての外岩でクジラ岩と対面し、まず潮吹き穴という4級に課題に遭遇する。
4級かぁなんてことを思って触ったら撃沈、岩グレードの存在を知る。
外岩で1級と言ったらエイハブ船長、初めて触った時にポッケ取れた!ずけぇって思った。
その後左手のサイドカチを取ることなく敗退(敗退というか記念受験?)
何の気なしに触った初めての1級だった。

雪辱

そこから4年の歳月を経て戻ってきた小川山 => 投稿へ
外岩のモチベーションもまあまあ高くて直前の御岳で初段、1級を落としていてポテンシャルは十分と思っていたけれど登れなかった(インスタの投稿を見ると1Dayならずって書いてあるから、記念受験はカウントしてない模様)

慢心

エイハブ船長における核心はサイドカチからの右手の棚取りではなく、マントルなのである。
ぶっちゃけ棚取れればイージーと思っていたので見事に返り討ちにされた。
ポテンシャル的にできると思っていた課題で爆散するほど悔しいことはない。

洗礼

そこからまた2年弱の歳月を経て、小川山へ => 投稿へ

_人人人人人人_
> ヌメる! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄

本当に本当にヌメヌメ、もいすてぃ、だめ。
サイドカチはクリンプしなくていい記憶だったのにとにかくヌメる。
マントルを返しきれずに落下。
コンディションって大事なんだなと思い知った。
こんなコンディションの中でも安定して登るベテランクライマーを尊敬。

安堵

ようやく終止符を打った => 投稿へ
登れて嬉しい!達成感!!!
というより登れて安心した、それ以上の感情は湧かなかった。
もちろんエイハブ船長は難しい課題であることは変わりないし、オールシーズン絶対落ちない、いつも一撃で登れるものでもない。
2回目の小川山で登れたらめちゃくちゃ嬉しかったと思う。
けど、安堵という形でこの完登を受け止められた事実は自分の成長を実感できたということで理解したい。

完登日:2024/09/21 9:58

P.S.

外岩って楽しい!

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