月であり太陽でもある人

12月4日はBTSのジンさんの誕生日なので、彼のことをずっと考えていた。

彼は”月のような人”と形容されるけど、太陽でもある人だと思った。

月のように暗闇を優しく照らしてくれるかと思えば、太陽のように眩しい光を降り注いでくれる。

月も太陽も、当たり前にあって当たり前に照らしてくれるもの。そんな存在がジンさんだと思った。


彼は”BTS”という、苦労や困難、努力の塊のような存在の中に在って、それを感じさせない。しているはずなのに、見えない。

相手や周りに気を遣わせない心配り。

実はすごいことをしているのに、それを見せないすごさ。

”自分の幸せのために相手を笑わせる””自分のために他人を利用する”

自分本位に見えて、とても他人本位。

自分にしか興味がないように見せることで、あえて壁を低くしている。

率先して周りを笑顔にしたり優しさで包んでくれたり、当たり前に受け止めてくれて、当たり前に笑顔でいてくれるから甘えたくなるけれど、それを罪に思わせない器の大きさ。


周りを一番見ていて自分の立ち回り方を一番考えられる人。

いつも子供のように無邪気だから、みんな一緒になって笑える。そうさせてくれる人。

だからこそ、一番大人で、一番でっかい人。


そういうふうに、深読みしないとわからない人だと改めて思ったけど、その実、よくわからない人だとも思った。

でも、それでいいのかもしれないとも思った。だって”見せない”人だから。

「自分の努力は自分だけが知っていればいい」という人だから。

逆に、彼が見せてくれるものが全てで、こちらはそれを素直に受け止めていれば幸せになれるし、それで彼も幸せになれる。


ユンギさんが自分について「前向きになれるよう努力しないと」ということを話した時、「努力するものじゃない」と教えたことがとても刺さっている。

努力してポジティブになろうとしても、その努力が自分を苦しめてしまう。

であれば、自分を受け入れて愛することから始めて、その上でできることを考える。そういうことを教えてくれる人。

常に心を広く持つことですべてを受け入れられるし、受け止めた上でどうしたらよいかを考える余地を自分の中に備えている人。


だから、やっぱりBTSの中にあってどこか違う視点も持っている人だと思うし、いくらこうやって深読みしてもすべて的を得ていないようにも思う。

そんなジンさんだから弟たちに愛されるし、アミにも愛される。距離感を間違えないから、安心できる。

早く大人にならなければならない立場になってしまって、BTSのJINとキム・ソクジンの人格に乖離があった時もあったと思うけど、きっとちゃんと手を取り合えたから、今のジンさんがあるのだと思う。


BTSの長男でいてくれてありがとう。弟たちを守ってくれてありがとう。みんなが心を寄せられる存在でいてくれてありがとう。愛させてくれてありがとう。いつも笑顔をくれてありがとう。

誕生日おめでとうございます。ジンさんの心が曇らないよう、幸せでいてくれるよう、全力で幸せにしにいきます。





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