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HiHi Jets「ドラゴンフライ」2番の歌詞について

作間龍斗くん、猪狩蒼弥くん

青春ラジオドラマ「オートリバース」主演おめでとうございます!!!原作を読んでから本当に楽しみにしていた、2人が演じる直と高階に触れられてとても嬉しいです😂

高階、、、、、、、!



そのオートリバースの主題歌である『ドラゴンフライ』は色々な捉え方ができる曲だと感じました。原作未読で初めに聴いた時には爽やかな曲調なので、HiHi Jetsに重ねて、未来に羽ばたこうとする希望に満ちた歌だというイメージ。

原作を読んだ後は、私が直と高階に情緒をぶん回されていたのでもうこの曲を直と高階の曲にしか認識出来なくなりました…。「僕」や「君」、「僕ら」という主語が登場する曲です。ヒメと直、高階と小泉今日子、色々な人物の曲として捉えられると思うけど、私はこの歌を高階と直の歌として受け取りました。高階………。高階大好き…。

そして2番が最高すぎる………!1番の歌詞ももちろん好きですが、2番の歌詞とゆうぴの歌い出しが本当に最高で大好きです。ゆうぴ〜!結婚してくれ!!!

というわけで、ドラゴンフライ2番の歌詞についてちょっとだけ考えたので私の解釈(と言える程のものではないですが)を書き残しておきたいと思います。


僕はここ まだ誰にも嘘をつけずに
直は1人、ずっと同じ場所から動かずにいる。高階や小泉今日子と出会ったばかりの頃のまま、変わっていく親衛隊に自分を偽ってまでついて行くことが出来ないでいる。直はヒメが言った通り臆病だけど正直な人物なのかもしれない。


君はどこ 見上げる空の色を変えて
高階の心は今どこにあるのだろう。あの頃は同じものを見上げていたはずだったけれど、直と高階の見ているもの、大切にしたいものは違っていってしまったみたいだ。


恋をした僕らトンボ それが愛とも知らないで
《恋-男女間で特定の相手をお互いに恋い慕うこと》
僕たちはあの頃小泉今日子に恋をしたと思っていた。だけど一方的に好きという感情をぶつけ自分のために尽くすという、その感情はお互いのためのものではなかった。つまり〈恋〉ではなかったらしい。

僕らはそれがもっと別の形の〈愛〉であるということを知らなかったのだ。


ここの愛という部分をどう考えれば良いかが難しかったのですが、小泉今日子に向けた気持ちは人間から神に向けた愛の形のようなもの(=信仰を含む)で、人間同士で抱く恋情とは違っていたのだという解釈が私は好きだな、と思います。

神の人に対する無償の愛やアガペーの様なものかとも思ったけどもう少しよく考えたい!

この部分を直とヒメの歌詞として捉えている方の解釈も見たんですけどその方がしっくりきて素敵だとも思いました。


恋をした僕らトンボ それが永遠とも知らないで《恋しい-そのものが身近にはなく(その人のそばには居られず)、どうしようもなく慕わしくてせつないほどだ。》
直は高階と親友となり、かけがえのない存在だと感じるようになる。高階が死んでしまった後、いなくなった彼を恋しく思う気持ちは永遠に続くということも知らずに。
or
高階は小泉今日子に恋をした(と思っていた)。恋とは段々と愛に発展していくものだろう。だけど、その恋が愛になることなく終わりを迎え永遠に恋のままに止まってしまうということも知らずに、高階は恋をしたと思い続けていた。


海の向こうへ行ければ 僕らドラゴンフライ
誰も行けぬと笑うんだ 僕らドラゴンフライ

会いたい会いたい 痛い この胸に空いた穴
会いたい会いたい 痛い この傷がくれた夢


えーーーーーーーー、、、、、高階、、、、直、、、、、、😭😭

アイランドフェスだと海の上を飛んでいる視点から海面を見上げ沈んでいく視点(に見える)の映像が流れていて、さらに直たちのどこにも行けない閉塞感や無力感が感じられて辛くなりました……。

個人的にこうだったらいいな、と考えたものですのでそれは違うのでは、という所もあるかと思います。『恋をした僕らトンボ〜』の部分とか少し矛盾?してますし。他の方の解釈も読んでみてもっと色々考えてみようと思いました。


オートリバース並びにドラゴンフライ、切なくて悲しいけど素敵なお話でした。本当にありがとうございました………!

多分、ずっと忘れない物語です。本当に本当に大好きです。


音源化、待ってます。

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