Osclassの罠#3

コーダーさんが見つからない状態が続いていましたが、更に追い討ちが有りました。

それは、、、サーバーです。

サーバー容量は事前にクライアント様と話し合って
十分容量を考えて余裕で確保出来るサーバーを選択致しました。
ただ、PHPサーバーアップロード容量に引っ掛かりました。

もちろん、php.iniや、.htaccess等でPHPアップロード制限を解除しておりました。
しかし、共用サーバーだった事も有り、アップロード容量が厳しかったのです。

コンテンツダウンロード販売サイトを作られる方はまずこのサーバー選びが重要になります。
あなたが販売者でエンドユーザーに販売する、
いわゆるECサイトでしたら、コンテンツをFTPで格納すればPHPアップロード容量制限に引っ掛かりませんので問題有りません。

この問題は、例えばWordPressで出品作業をする際に、WordPressの管理画面からカートを作る際にコンテンツをアップロードする形だと、今回のPHPアップロード容量制限に触れます。

なので、あるフォルダにFTPで格納して、そこまでのURLを記入する(WooCmmeceの場合)
若しくはファイル名を記入する(Welcartの場合)
で解決致します。

でも今回のOsclassはC2Cのマッチングサイトですので、A購入者 B出品者 Cサイト管理者の関係になり、
B出品者が商品を出品するにはサイトのマイアカウントから出品する事になり、サーバー内でのアップロードとなり、PHP容量制限に引っ掛かります。

実はこれが一番悩まされました。
ここをクリアするには、通常の専用サーバーでもクリアできない事が判明したからです。

李見込み利益からもサーバーに掛けられる予算は限られています。
更にコーダーにてシステムの改変が必要な状態。

この2重苦が続いた状態。

ここで一つ決断致しました。

クライアント様に、このままでは解決が厳しい事。
仮に解決の道が出来ても更にある程度の予算がかかる事。
要は解決する事が困難だと言う事です。
それと一度頂いた代金を全てお返しする旨を伝えました。

私も今までの制作料金、システムの購入代金、
更にカスタマイズで夜や夜中でも対応しておりましたが、全て無になりました。
いや、超マイナスです。
でもクライアント様にも同じ無念さを与えてしまった事。凄く申し訳無く思いました。

OsclassはC2Cのシステムとしては安価で構築出来ます。
ただ、それは広告ベースでなら問題有りません。
求人を募集する会社と仕事を探している人を繋ぐサイト。募集を目立たせる為の広告や、アドセンス、アフィリエイト広告をキャッシュポイントとします。

または、
中古車さんとユーザーを結ぶサイト。
不動産会社とユーザーを結ぶサイト。
夜のお店の広告掲載サイト。
ラーメン屋さん特集サイト。

以上は決済が発生するのは、広告を目立たせる為の背景色を付けたり、表示を頭に繰り上げたりする為の料金決済だけです。
これだと、全て運営者向けに入りますので、
出品者のウォレット関連は心配する必要が無い訳です。

もちろん、先にお伝えしました通り、Payプラグインのウォレット管理の欠陥部分を修正すれば
C2Cでも十分使えると思います。
今回の件は開発者であるEUの管理者へ「重大な欠陥」として報告してあります。
なので今後アップデートされる事を願ってますが、
有料で販売しているというモラルの向上が無いと厳しいかも知れません。

その点で考えますと、いかにWordPressが優秀なのかよくわかります。
WordPressではC2Cは厳しいと言われていますが、
実際に開発ベースで利用されている方もいらっしゃいます。ただ、ポピュラーでは無いだけです。

今後はWordPressの更なる発展に期待して、
更にOsclassのアップデートも期待したいと思います。

今回はC2CサイトでOsclassを検討されていらっしゃる方に、警鐘を鳴らす意味でnoteに書きました。

今後もOsclass、WordPress、WooCmmece関連の話題を書こうと思います。

宜しくお願い致します

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