楽天モバイルを使ってみた@福岡(2020年4月)
1.前書き
2020年4月8日からサービスを開始した楽天モバイル。
開始までに紆余曲折あったりなかったりしたようですが、契約後1年間は無料で使える+楽天モバイルが使えないエリアはパートナー回線(au回線)が使える(ので安心?)ということで、せっかくなので契約してみた次第です。
今回は、その時の諸々を書き残しておきます。
2.契約まで
デュアルSIMを運用できるiPhoneを持っていたので、eSIMを利用できないものかと考えました。
サービス正式開始前に実施されていた無料サポータープログラムに参加した方々の利用記録を見る限り、公式で正式にはサポートしていないものの、一応使えそうなことは確認できたので、まあ大丈夫だろうという結論に至りました。
実際に申し込みを行う際、eSIMを申し込んだつもりがいつの間にかnanoSIMを申し込んだことになっており、慌ててサポートに問合せのうえ申し込みを取り消していただき、再度申し込み直す事象が発生しました。
サポートセンターの方にはとても丁寧に対応していただきました。
(楽天モバイルでの手続き時にSIMを選ぶんだったら、楽天でeSIMプランを注文させた意図とは・・・?と思わなくもないけど)
3.開通まで
サービス開始前の4月7日に開通のためのキットが到着。eSIMなので当然SIMカードはないです。
このスタートアップガイドの裏表紙にQRコードがあるので、4月8日にそれを読み込ませればアクティベーション完了!のはずなのですが、eSIMが発行されない・・・。
ネット上の反応でもeSIMが発行できなさそうだったので、サービス開始直後で処理がパンクしていそうという結論に至り、この日の開通は諦めました。
※翌日の9日の朝にはeSIMが発行されていました。
4.使い始め
ひとまずiPhoneへの設定が終わったので、まずは回線の速度テストをやってみました。楽天モバイルのエリア外なので、パートナー回線のauの速度テストということになります。
※以下、特に補足がない限りSPEEDTESTのアプリでの測定結果を使用しています。
そこそこ下りのスピードも出ている。ちなみに私の契約している格安SIMのLinksMateだと・・・
あれ、こっちの方が早くない・・・?
5.iPhoneでのデュアルSIM運用を諦める
ひとまずiPhoneでの利用を始めたものの、1日も経たないうちに電池の減りが異常に早くなったことに気づきました。体感で2倍かそれ以上の減りの速さで、1日の途中で一度は充電が必要な状態に陥り、iPhoneでのデュアルSIMの運用は早々に諦めました。
(予めわかっていたことですが、そもそもiPhoneでは通話が無料になるRakuten Linkが使えません)
以降はRakuten miniを追加で調達して、そちらにeSIMを移して利用することにしました。eSIMの再発行で事務手数料が3,300円(税込)必要でしたが、iPhoneでも(サポート対象外ながら)使えることが実証できたのでよしとしましょう。
6.福岡で楽天モバイルの電波は拾えるのか?
楽天モバイルのサービスエリアを確認すると、一応福岡では博多駅付近と大濠公園駅付近では対応している模様。一方、楽天回線エリアのページでは対応エリアに福岡の記載がなく、一体どっちなのか・・・
幸か不幸か、たまたまそれぞれの地域に用事があったため、(昨今の状況を鑑み十分注意した上で)楽天モバイルの電波が拾えるのか確かめてみました。
※Rakuten miniにインストールした楽天モバイルアプリとNet Monitorというアプリを使って、受信している電波からどちらの電波を利用しているのかを判別してみます。
【博多駅付近】
楽天モバイルアプリのエリア判定はパートナー回線扱いで、博多口・筑紫口ともに変わりませんでした。
Net Monitorの方も同じくパートナー回線扱い。※青字の「L800」
ただし、博多口の一部だけ回線速度が高い箇所があり、もしかすると楽天モバイルの回線をうまく拾えているスポットがあるかもしれません。
【大濠公園駅付近】
こちらは楽天モバイルの電波を拾えました。
Net Monitorでも同じく確認ができました。※青字の「L1800」
回線速度を測ってみると・・・普通に使うには十分。
ただ、同じ場所で測ったLinksMateの方が早い・・・
7.まとめ
結論としては、楽天モバイルの回線(電波)は福岡でも使えるようになりつつあるようです。
とはいえ都心部だけ先に対応という状況なので、日常生活で使えるようになるまでは「使えたらラッキー」ぐらいの感じでしょうか。今後に期待。
そのうちRakuten miniを使った感想も書きたいところです。
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