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「リーダーに振り回されてるな…」そんなときに思い出したい話

ファームノートホールディングスの新米社長室長、秋山ウテです。

「うちの上司、いつも言うことがコロコロ変わるだよな…」

なんてことを感じたことがある方、いらっしゃいませんか。

この本を読んで改めて気付かされたので、その話を。

朝令暮改でしょんぼり…

リーダー「案件Aの優先度を上げて対応していこう。」
メンバー「わかりました!」
〜その日の夕方〜
リーダー「やっぱり、案件Bの優先度を上げよう。」
メンバー「わ、わかりました…(今朝と言ってること違うじゃん。)」

これはしょんぼりしますよね。

もし、こんな状況に遭遇した際は思い出してほしいのです。多くの場合、リーダーが気まぐれで朝令暮改しているわけではないということを。

「目的か?手段か?」

メンバーの目的は、"案件の遂行"だとしましょう。一方で、リーダーの目的は"顧客単価の向上"だとします。

リーダーからすると、メンバーの目的は手段に過ぎないことがあるのです。案件Bの方が"顧客単価が向上する"とわかれば、躊躇なくBを選ぶわけです。

これが、しょんぼりを生み出す原因なのかもしれません。

では、なぜこんなズレが生じるのでしょうか。

目的は、視座によって変わるかも

社長室という仕事柄、各界のレジェンド的な方々にお会いします。

お話していて驚いたことがあります。彼らからすると"事業"自体が、ビジョン実現の手段だと言うのです。

一方で、僕からすると、事業の成功は目的と捉えていることが多いように感じます。

決して、視座が高いか低いかが問題なわけではありません。見えている景色がただ違うだけなのです。

目的を聞いてみたらいい

伝え手と受け手にズレがあると、やっぱりしんどいです。しょんぼりします。

メンバーがリーダーに目的を聞いてみるのも有効だと思います。

伝える側は、受け手の視座にも立ってみる

一方でリーダーの側も計らいが必要かなと思います。

「リーダーのレベルまで視座を上げよう!」って思っても、これはなかなか時間がかかるものです。視座が高い方々は、受け手の視座に立ってみることはできるんじゃないかなと思います。一度経験したはずの視座なので。

視座が高まった人のやるべきことは、受け手の視座を一緒にあげられたらいいですね。

それでは!

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