ユーザーインタビューを録画するべき3つの理由
ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。
先日、実際にお客様(酪農家様)の様子を見に行って、想定している課題が正しそうかどうか、ユーザーインタビューを2件行ってきました。
その時に、最初から最後まで録画したんですが、かなりよかったのでその話を。
目次
ここでいうユーザーインタビューとは?
①メモを取ることではなく、質問に集中できる
②お客様の言動・行動を”冷静に”分析できる
③みんなで見返して改善できる
まとめ
ここでいうユーザーインタビューとは?
一般的に、ユーザーの課題を探るために質問をすることが、ユーザーインタビューの定義のように感じます。
僕たちの場合、お客様が遠方にいることが多いので、ユーザーインタビューとユーザビリティテストを合わせてやることにしています。
回数を重ねていくうちに変更していくかもしれませんが、当面、インタビューだけではなくプロトタイプも見せに行くのは続けていこうと思います。
①メモを取ることではなく、質問に集中できる
ついつい、メモを取ることに集中してしまいませんか?
大事なのは、いわゆるインサイトを見つけることなので、それを引き出すための”質問”が大事です。
録画をしておけば(もちろんお客様の許可を取りましょう)、メモを取らなくてもいいので、本来の仕事に集中できます。
②お客様の言動・行動を”冷静に”分析できる
言動だけ鵜呑みにするのではなく、その奥に隠れているものを掘り出してあげる必要があります。
また、ユーザビリティテストでは実際どんな行動をしているかも確認する必要があります。
しかしながら、現場で感じたことも大事ですが、そのときの文脈や環境に左右されてお客様の言動・行動を過度にポジティブにまたはネガティブにとらえてしまうことがありました。
録画をしてみて、あとで改めて見返すことをおすすめします。
驚くほど冷静に判断ができることがわかりました。
③みんなで見返して改善できる
ユーザーインタビューでは、オープンクエスチョンを徹底することが大事ですが、そのときの文脈に左右されて、Yesを取りに行く、クローズドクエスチョンをしてしまいがちです。
自分は大丈夫!という方も、ぜひ録画をして見返してみてください。
意外とやっていることに気づきます。
まとめ
本来大事な質問に集中できる、見返せる、改善できるっていうメリットがあるので、ユーザーインタビューでは録画をしておくことをおすすめします。
ではでは!
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