見出し画像

良いMTGは、”お地蔵さん”をやめることからはじまる

高校時代に先生が教えたくれたことが、今の仕事にも応用が効くなと感じたので、その話をシェアします。

”お地蔵さん”をやめましょう

2009年春。当時高校2年生だった僕は大学受験のために、塾に通っていました。世界史の最初の授業を受けるために席につく僕。周りの生徒は緊張していたのか、カチーンと固まっていたのを覚えています。授業開始の合図とともに、先生が陽気に自己紹介。しかし、生徒は緊張のせいか何もリアクションがありません。僕も固まっていたのを覚えています。すると、先生はこう言いました。「”お地蔵さん”をやめましょう。」と。最初は意味がわかりませんでした。ただ、授業が進むにつれてわかってきました。

授業はキャッチボール

コミュニケーションは、互いの意思をキャッチボールのように渡し合うことが原則。生徒の願いは大学合格。また、塾の先生が目指すことは、生徒の合格。"授業の内容"というボールを生徒に投げる、そして生徒は理解する。そんな構図です。授業もコミュニケーションなんだと気づきました。合格のためには授業の理解は最低限必要ですが、理解できたか否かがわからないと、授業の品質を担保しづらくなってしまいます。理解できたら頷いたり、わからなかったら手を挙げたりするなどしないといけないんだと。

意識的にリアクションすることで理解度があがった

気づいたタイミングから、むちゃくちゃオーバーめのリアクションをするようになりました。すると、理解度が上がってぐーんと成績が向上したのを覚えてます。理解したり体現するには、アウトプットが重要と言いますが、おそらく、リアクションもインプットに対してのアウトプットなんだろうなと思います。

オンラインMTGが増えたからできること

オンラインMTGで、”お地蔵さん”になっている方と遭遇したことはありませんか。MTG時、僕はオーバーめにリアクションするようにしてます。すると、発表者が意見を言いやすかったり、その意見に対しての、別の意見がでやすい印象があります。良いMTGは、良いリアクションから。MTGは本来、合意を作ったり、アイデアを膨らませたりするもの。その成果を最大化するためにも、良いリアクションを取りまくりたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?