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思い出喫茶店・北摂編〜グロス・オーフェン〜

食べることが好きだ。子供の頃、料理上手な祖母が毎日食事を作ってくれた。特に好きなのは、かやくご飯、おはぎ、鯖寿司、筑前煮、うどん、春巻き……どれも本当に美味しい。そんなこんなですくすくと成長し、私はGoogleマップで喫茶店やパン屋、和菓子屋などを検索し、気になったところをノートにメモして買いに行くという食い意地張り人間になってしまった。

メモ帳にお店の名刺を貼る。その日買ったお菓子も記録

さて、前置きが長くなったが、過去に訪れたお気に入りの喫茶店やお菓子屋さんについて、一軒ずつ思い出しながら書きたいと思う。noteに書くことを前提にしていなかったので写真も全然撮っていないけれど。タイトルは「思い出喫茶店」と名づけたが、いきなり初回からドイツ菓子店(イートイン無し)の話をする。すみません。


グロス・オーフェン

グロス・オーフェン。大阪府箕面市、阪急桜井駅のすぐ近くにある。店名はドイツ語で大きなオーブンという意味。ドイツの焼き菓子を中心に、タルトやケーキも置かれている。

何と言ってもまず外観がお洒落で、木を基調とした建物の前にはツリーが飾られ、季節のメニューのイラストを描いた黒板が置かれている。ドアを開くとこぢんまりとした店内の空間に、お菓子がガラスのショーケースいっぱいに並んでおり、微かに甘い香りが漂う。何を買おうか、いくらでも迷う。

素朴な美しさ。その言葉が似合うお店と味だ。

美味しかったお菓子

ヌスクナカ
レモンのトーチヘン
ブラウニー
マスカットのタルト
松の実のトーチヘン

12月はシュトレンと共に

なんか気持ち悪い見出しをつけて自分で震えてきたので、「〜カロリー爆弾を珈琲と一緒に朝から摂取する〜」をサブタイトルで付けて下さい。

ドライフルーツがたっぷり。薄く切って食べると美味しい

11月頃にはシトーレンの予約が始まり、しっかり予約して(その時もなんやかんやでいろいろと買って帰る)クリスマスシーズンに受け取りに行き、卒論のお供に毎日少しずつ食べるのが楽しみだった。イノダコーヒのアラビアンパールと相性が良く、このために朝起きていたと言っても過言ではない。クリスマスには、ほかにもヘキセンハウス(お菓子の家)やクッキーリースも店頭に並び、眺めているだけでわくわくする。

バレンタインの季節にはガナッシュやチェリーボンボンも販売されて、季節の移ろいを感じられるのも好きなところ。

少しずつ秋が近づいてきた今日この頃、ドイツのお菓子と珈琲でゆっくりできる時間が待ち遠しい。

https://www.instagram.com/grossofen/