無観客とアイドルと競輪

前回のnoteには無観客で行われてる競輪について
選手目線で書いたんだけど
今回も無観客について書こうと思う。
ただちょっと違う目線で。

新型コロナウイルスの感染はまだ終息せず
オリンピックの延期検討の話も出てきて
競輪もまだ無観客が続くように感じている。

そんな中、私がここ数年推してるアイドルの
こぶしファクトリーの解散ライブが無観客で行われることが決まった。

無観客と言っても、
各地方の映画館でライブビューイングが行われたり、CS放送で生中継がされる予定だ。
こういう形で解散を迎えることが納得できるかと言われたら、
納得するしかないし仕方ない。
歌って踊る推しのアイドル最後の姿を
1分1秒でも拝めるだけでも幸せである。


しかし、
無観客でライブが行われるアイドルは何を見てパフォーマンスしてくれるのだろう。
その場にいるはずだったヲタク達を想像してくれているのだったら私は本当に嬉しく思う。


私が思うにアイドルと競輪ってよく似てて
人に見られることが重要だと思う。

前回のnoteで書いたけど
競輪は生で人に見られることによって発展してきた。

アイドルもDVDだったり
ライブビューイングが出てきて
画面の中で見ることが増えたけど
やっぱり直接ライブで生で見ることに
価値があるように思ってる。

もともと私はアイドルヲタクで
しかも48系(AKBとかの系列、私はSKE)のヲタクだったので
握手会もライブもめちゃくちゃ行ってた。
いわゆる現場系のヲタクで
今でもその考えは変わらない。

だから競輪も「ぜひ競輪場で!本場で!」という考えをしている。

アイドル曲って特にコールアンドレスポンスが重要でファンがいてこその楽曲もたくさんある。てゆうかお客さんがいないと成立しない曲だってあるし、コールがあってこその曲なんて山のようにある。

私が推してるこぶしファクトリーはそれこそ
ファンと一緒にライブを作る。
ウォイウォイ!して
シャラララ!ラララ!する

そんなグループが無観客で解散ライブなんて
と思ったんだけど、
延期するにしても契約の関係とか
大人の事情もあるし、何よりも仕方ないことだと思う。
解散ライブがあるだけマシで見れるだけ幸せだ。

しかし
この非常事態でハロプロも無観客でライブをやってて、
私も中継でみてたんだけど
やっぱりアイドルには観客が必要。
ヲタクが必要。
ヲタクのいないアイドルのライブは
サングラスのないタモリ。

全部が揃ってこそのアイドルで
どの業界も試行錯誤しながらやってるのは
本当によくわかるけど
生で現地でライブが見たかった。


で、ここまでが長い前置きとヲタクの独り言

競輪選手としての本題に入ると
アイドルも競輪もやっぱり生で見るに限る。
でも競輪の本質はやっぱりお金をかけて賭け事をすることだと私は考えている。

アイドルのヲタクたちの場合は
インターネットも使えるし
そもそもインターネットを活用しないと現場の有無すらわからない。
アイドルヲタクとして生きていくには情弱だと死ぬ。
つまりアイドルヲタクはインターネットが使える。

その点、競輪を賭けてくれる人(ここはあえて賭けてくれる人と書く)は、
インターネットが使える人が100%ではないのでは?と佐々木は考える。
毎日来てくれるようなオールドファンとなるとなおさら難しいだろう。
無観客のインターネット、電話投票のみとなると
その競輪を賭けるという行為をできない人たちが出てきてしまう。
うーん難しいなぁ。
前売り発売のように投票所だけでもうまく開けることができれば良いのにと思う。
楽しみを奪ってしまっている現状がもどかしい。

すごくあちこち話が飛んでしまい
まとまりが見えなくなってしまったが
早く新型コロナウイルス感染が終息して
お客さんの前で競輪が走りたいし
早く生でライブが見たい。
ただ、こぶしファクトリーの解散ライブは二度ともうないのだが。