830コロナワクチン6回目

 コロナワクチン接種の6回目。まわりでは「副作用が怖いから受けない」という人が増えている。受ける人との割合はどうなのだろう。接種者が少なければ集団予防効果はなく、多くが受ければ政府の費用負担がたいへんだ。政府借金が国民一人1千万円でもコロナと予算はほぼノーチェック。次世代の国民に対して申し開きできるのか。

 接種に際して予診票に既往症などを毎回書かされる。提出データを政府関連機関が使用すると明記してある割には、ほんとうに活用されているのか疑問だ。ある回では記載内容の重大箇所書き間違えて書きそのまま予診を通過し、家に帰ってから気がついた。その後、記載内容の整合性を問う電話はない。

 過去の接種後の体調変化を問う項目がある。副反応の分析に活用するのだろう。政府機関で情報を活用することに「了承する」の署名が求められる。喜んで署名したが、どのように情報分析されているのだろう。異常を記載した人に関しては、その人の健康保険での受診記録と照らし合せて重症化リスクを分析しているのだろうか。AI活用とはそういうことのはずだが。
 ワクチンは異物を体内に入れるのだから一定割合での副反応発生は避けられない。多くの国民がワクチン接種することによる社会防衛の価値が高いと考えるから、国費を投入し、国民は接種を受ける。
 
 不幸にして生じた副反応にどう対処するのか。その一つは副作用などによって生じる損失を政府が補償するのか、しないのか。目を皿のようにして読んでみたが「補償」に関しては一言もなかった。無料で任意なのだから政府は補償しないよというのも一つの考えだ。ならばそれを了承する署名を求めるのであれば意味がある。何も方針がなくて、重大問題になったらその時点の「将来世代で対処して」ではあまりにも無責任。

基本疑義を先送りするから政治への不信不満がたまるのだと思う。


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