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無駄なレビュー

大阪市都島区の京橋駅。

コムズガーデンを片町口方面に抜けた先にあったのが、かつての僕のバイト先である石焼地鶏「石庵」。

石庵と書いていっしゃん。

僕は24歳の時にNSCに入学したのだが、その前は大学を卒業した後2年間フリーターをしていた。

その2年間を過ごしたのがこの石庵。

テーブル席に各一つ、カウンター2席ごとに一つ、五徳が設置されている。

その上に富士山の溶岩石から切り出した円盤型の石板プレートが置かれている。

ガス栓を開けて火をつけると石が熱されていく。

食材を焼き始められる温度が大体180℃〜200℃ぐらい。

これはなかなか低温で、フライパンで焼く場合に比べても半分ぐらいの温度である。

じっくり時間をかけて食材を焼いていく為、時間がない人の食事には一切向かない店だ。

宮崎地鶏のせせり、モモ、ムネ、えんがわ、ハツ、ぼんじり、レバー、背肝、皮、軟骨、その他に魚介や焼き野菜など。

つくねは刻んだ軟骨入りで、大葉がアクセントになってて人気。

そしてなんと言っても米が売りで、皇室にも献上されていたという熊本の七城米を使って炊き上げた白米が旨い。

僕の人生の中で食べた白米で一番旨かった。初めて食べた時に感動すら覚えた。

この米を使った釜飯もまた絶品。

単価がやや高い為、あまり学生が利用する事は少なく、社会人の食事会やデートなどに使われる事が多かった。

食材を焼くのは全て目の前でスタッフが行い、お客さんにはそれを見つつ会話と食事を楽しんでもらうスタイル。

皆さんも機会があったら是非寄ってみてはいかがだろうか。

あ、もう閉店していたんだった。

関西中心に系列店があるので他の店舗なら営業してるかも。

無責任で無意味なレビュー。


佐々木スクイズ

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