見出し画像

Vol.12 片山 紳

はじめに、サポーターの皆様、スポンサーの皆様、SS伊豆に関わる全ての皆様の常日頃からのご支援ご声援に感謝致します。

今シーズンよりMIOびわこ滋賀から加入しました、SS伊豆 No.20 片山紳 と申します。
静岡県静岡市出身、29歳です。

年齢的にもまだまだ振り返るには浅いと思いますが、こういう機会もなかなかないので、自分なりに綴っていきたいと思います。

自分の人生を振り返ると、3つのキーワードが出てきました。
「左ウインガー」「怪我」そして、「感謝」。
これらのテーマをもとに振り返りたいと思います。

まずは簡単に経歴を、
・小学
南部SSS
静岡JFC
県トレ(県選抜)、東海トレ、ナショトレ。
・中学
清水エスパルスJY
県トレ(県選)、東海トレ、ナショトレ、エリートプログラム。
・高校
東海大翔洋
選手権静岡県予選ベスト4
・大学
国士舘
インカレベスト4
・いわきFC(2016〜2020)
・MIOびわこ滋賀(2021)
・SS伊豆(現在)。

「左ウインガー」
自分が左WG、左SHでプレーし始めたのは小学高学年の頃からでした。
この頃の自分の好きな選手はロナウジーニョで、ロナウジーニョといえば当時FCバルセロナに所属し、左ウインガーを主戦場として無双していました。朝、めざましテレビでCLの速報を見て、学校に早く行きドリブルシュートの練習をしたり、練習がない日も団地やアパートの前の狭くボコボコなアスファルトでリフティングやドリブルをひたすら練習する日々を送っていき、そこからトレセンや選抜、全国の舞台でサッカーをさせていただき、自分の特徴を磨いていきました。
そんな日々が今の自分を作り、プロサッカー選手になって活躍するという夢を持つことに繋がっていきました。
そしてその頃から、現在に至るまでの大半をこのポジションで過ごしてきました。ですが、他のポジションをやったこともありました。自分なりに良さを出そうとチャレンジしましたが、どこかしっくりこない感じもしていました。小中高大、いわきFC、MIOびわこ滋賀時代を振り返ると生き生きしてた時はいつも左WG、左SHでプレーしていました。自分はこのポジションにいると落ち着くし、景色が好きだし、自分の良さが1番出せます。けどそれは、他のポジションを経験したからこそ知れたことです。経験する機会を下さった指導者の皆様には本当に感謝しています。
今年はSS伊豆で左ウインガーとしてプレーしています。前十字靭帯断裂の大怪我による長期離脱を経て、久しぶりにこのポジションに戻ってくることができたので、また自分なりの左ウインガーを作り上げ、確立し、チームに貢献する為に日々精進していきます。

「怪我」
今までを振り返ると、正直私は離脱なしでシーズンを闘い抜いたのは片手で数え切れるくらいしかありませんでした。
こんな言葉を聞いたことがあります。
「アスリートは怪我をしたらただの一般人」
その通りだと思います。
やはり、離脱がなく、基準が高いまま波の無い選手が1番です。
ですが、全ての出来事に共通しますが、怪我も怪我した後の捉え方や考え方が大事です。
私は前十字靭帯を2回断裂しましたが、また前を向いて立ち上がっています。
怪我は避けられるものと、避けられないものがありますし、その人の性格やプレースタイルも関係してくると思います。それを含めたうえで、賢くプレーすることが選手としての力量に繋がると思いますが、私はそんな多くの怪我を通して、日々のTR、食事、睡眠、マインド、身体と頭の準備と整理、サッカー以外の過ごし方。これらがいかに大事であるかを体感してきました。全ては自分史上最高の自分を作り上げるため。そして、自分の人生を豊かにするため。私は自分の目標や夢の為に必要と思うことなら、どんな犠牲も問いません。まだまだ足りていると思っていないので、とにかく突き詰めること、自分で情報を得ること、人から情報を得ること、そして変化を恐れずやり続けること。人生においてどんなことにも共通する大事なことだと思います。当然、やってみて自分に合うこと合わないことはあります。ですが、やってみないと分かりません。今年のチームと自分の目標を達成する為に、小さなディテールを大事にしていきます。私は今までの怪我を無駄にしないよう、これからも自分の身体と向き合っていきます。

「感謝」
これが1番、自分にとって不可欠なテーマです。
今の自分がいるのも、全て多くの方々に応援していただき、支えていただき、助けていただいてきたからです。
サッカーでもそう。ゴールを決めた時は味方が繋いでくれたお陰。
常に人がいての自分。
そのことは今後も忘れないようにしていきます。
これまで多くの方々と出会ってきましたが、大学卒業後の5年間を過ごした福島県いわき市、去年1年間を過ごした滋賀県草津市で、サッカーでもサッカー以外でも多くの経験をしてきました。当然良いことばかりではなく、前十字靭帯を切った時は正直終わりかと思いました。けど2回とも多くの方々がサポートをして下さったお陰で復帰できました。まだまだ完全ではないので、日々のトレーニングを積んで、レベルアップして、最高の自分をお見せできるよう精進していきます。そして、これからも人との繋がりは大事にしていきます。
恩返しをする。
サッカー選手としてちゃんと恩返しをする。
そして、サッカー選手じゃなくなっても恩返しし続けられる人でありたい。
最後に、家族には本当に感謝しています。
お父さんには、サッカーを始めた頃からずっと送り迎えをしてもらっていました。仕事で忙しい中、夜遅くまで、毎日、どこへでも朝早くから夜遅くまで連れて行ってもらいました。
お父さんからもらった言葉で、今でも大事にしている言葉があります。
「必ず誰かが見ているから。」
これはちゃんとやっていればとも、逆に悪い行いもと、どちらとも捉えられます。
この言葉はこれからもずっと自分にとっては大事にしていきます。
お母さんには、いつも最高に美味しい手料理を作ってもらいました。高校までは家事全般をしてもらっていましたが、これも当たり前じゃないことです。本当にありがとうございます。
今年は静岡に帰ってきて、より両親との距離も近くなったので、今まで以上に目に見える恩返しができるよう努力していきたいと思います。

まとまりのない感じになってしまいましたが、
最後まで読んでくださりありがとうございました。
これからも謙虚に直向きに自分らしく、成長に貪欲に日々を無駄にせず過ごしていきます。

そして、、、
今週日曜日には、SS伊豆にとって大きな意味を持つ試合が、姫の沢スポーツ広場であります。
是非会場まで足を運んで、SS伊豆と共に闘いましょう。
共に、SS伊豆を作っていきましょう。
6/5(日)11時kickoffです。
お待ちしております⚽️
次回は背番号1番、高校時代のチームメイト、
藤田朋弥選手!
よろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?