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処女が子宮頸がん検診に行った話

 自治体から無料で受けられる子宮頸がん検診のお知らせが届いたので行ってきた。
 検診に行く前日の夜、母に『明日子宮頸がん検診に行ってくる〜』と言ったところ、『(検診)痛いよ』と言われ一気に怖さがこみ上げてきた。

1.性行為経験がない
2.下にものを入れるという未知の体験への怖さ
3.母の言うことはだいたいその通り
以上の3つが怖さの原因だ。

 私はとにかく"痛い"のと"怖い"のが苦手だ。未知の体験への恐怖から涙が出た。本当にそれくらい怖かったのだ。

〜検診当日〜

①待合室にて


 痛いとか何も考えず、とりあえず病院に向かった。問診票に記入をし、検査室に呼ばれるのを待つ。検診のことは何も考えなかった。ぼーっと呼ばれるのを待っていた。

②いよいよ検診


 部屋に入り先生と話をする。
先生『(問診票を見て)セックスの経験はないということでよろしいですか?』
『(元気よく)はい!でも…不安です😰』
先生『器具を中に入れて、粘膜をこすりますがいいですか?』
『い、痛いですか?』
先生『人それぞれですが性行為経験がないということならちょっと痛いかもしれません』
『わかりました。大丈夫です😫』
 内診台に乗り、器具が挿入された。先生の計らいで一番小さい器具を入れてもらった。
 

③痛さについて


 ネットの情報でも先生からも、"力を入れると痛い"と言われたので『ふーふーふー』と息を吐いて力を抜いた。それでも、私にとっては初めての経験のため多少力が入ってしまった。力が入ることによって粘膜が取れず、やり直しになることは絶対に嫌だったのでなんとか力を抜くことを意識した。
 私が感じた痛さはチクチクとした痛さだった。一応我慢はできるし、涙も出ないけど顔が歪むほどの痛さは感じた。終わったあと先生に衝撃的なことを言われた。
先生『(器具で)処女膜破れてないですからね〜大丈夫ですよ。』
『じゃあ、処女膜が破れたらもっと痛いってことですか?😢』
先生『そうですね〜、ははは笑』
 む、むりいいいいいぃぃ!!!!セックスを経験する前に中途半端な形で痛みを経験してしまった…。
今回は我慢ができたから良かったが、性行為のときはもっと痛いだなんてそんなの無理。怖がりの私は、一生一人でいい😢性行為する時痛いだなんて女ばかりなんでよ!と思った笑

④終わったあと


 終わったあと、粘膜をこすったことによる出血があるかもしれないと言われ助手さんにナプキンを渡された。その日は少量の血が出た。
 無事に検診が終わってホッとしたが、性行為に対する恐怖は増した。

〜痛さについてのまとめ〜


・性行為経験が無くても子宮頸がん検診はできる
・涙が出る程ではないが、顔が歪むほどの痛さはある
・我慢はできるレベル

〜アドバイス〜


・当日は検診について何も考えないようにする
力を抜く(重要)
・器具を挿入されてもそこに意識を向けない
・不安なことがあれば先生に聞く


 あくまで私の感想なので、人によって痛さの度合いは異なる。無料で受けられるし受けておこうと軽い気持ちで申し込んだはずが、こんな経験をすることになるとは思わなかった。検診内容を事前に調べてたら予約していなかったかもしれない…。
 性行為経験なしの私でも無事に子宮頸がん検診を乗り越えることができた。特に私と同じように性行為経験なしで検診を受ける方の参考になればいいなと思う。


 ここまで読んくださりありがとうございました!

翆仙はにわ



 

 

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